忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

「ネタは組み合わせで生まれる」というウソ。

ビジネスにせよ創作にせよ売れるものは混ぜない

イデアを組み合わせて売れるようになったものは、実はほぼありません。

ビジネスはアイデアだから組み合わせ、混ぜれば良いと思いこむ人がいるのですが、大抵の場合で食い合わせが悪く、客からすると気分が悪いものになります

 

チョコにミントを混ぜたチョコミントアイス

どのくらいの人が好きでしょうか。

おそらく、作った側は既存のものの組み合わせでドヤったと思いますが、チョコミントアイスが生まれた瞬間に、当然チョコアイスとミントアイスと比較されます

すると、チョコアイスよりは美味しいチョコアイスの方が良いとなるのです。

なので、最近ではチョコアイスのハイエンド版としてゴディバチョコのアイスとかが流行って、チョコミントアイスなんてほとんど売られていないのです。(私はチョコミントアイスは好きですが)

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

これ、広告しないと売れないくらいショボいから商品棚には置かれないんですよ

 

売れる方程式はないが、売れない方程式はある

組み合わせでネタを作ると、世の人が到底受け入れがたいゲテモノになります。

これが売れない方程式で、ネタは組み合わせで混ぜれば良いという人は頭が悪いのです。

たとえば、美少女アニメの絵柄で北斗の拳刃牙をやれば良いなどという頭の悪い意見があるみたいですが、これはウソです。

なぜなら、絵柄はストーリーや雰囲気に合わせて生まれたものですから、内容を差し替えれば斬新というのはウソで、実際にはザリガニ鍋料理みたいなゲテモノが出来上がるだけです。(売れません

ja.wikipedia.org

組み合わせで作る作品ほど、マニア向けになりすぎて印象に残らない…

 

メディアでゴリ押しして流行った例はあるが…

焼きそばパンなんてのも、言い方は悪いのですが、昔はゲテモノ扱いでした。

これも、パンに焼きそばを混ぜるという行為に、拒否反応を示す人もいまだにいます

ただ、メディア広告でゴリ押しして流行ったものはあります。

ja.wikipedia.org

TVメディアのゴリ押しで成功した例です

ということで、ゲテモノ作りをしても失敗するだけなので、くれぐれもメディア屋の話を真に受けないようにしましょう。