忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

良い絵のトレスが一番うまくなる理由。

模写の意味は「絵の意味を読み取ること」 模写の意味は模写をすることではなく、絵の意味を読みとることです。 要するに、「元絵の絵描きは何を考えて、なぜこの線をこの位置に引いたか」を理解することです。 しかし、絵が初心者の人ほど、すぐに読み間違い…

調べてから意見を言うこと

調べてから意見を言うこと。 「生成AIによるコストダウン」は、AI企業側、そこと提携した企業の宣伝文句です。 経営層からプロデューサーの層は、「従業員にかかる費用をコストカットすべき」というお題目で、そうした話を流します。 しかし、プロデューサー…

事実→真実→解釈

事実 実際の出来事(客観) 例 彼は生成AIを使って創作をしている 真実 事実とその理由や解釈(当事者の主観) 例 彼は生成AIを使って創作をしている。なぜなら〇〇だからだ。(彼は〇〇と供述している) 〇〇⇒絵が描けない、コストダウンしたい、著作権を知…

まず事実、次に解釈。

事実を言わずに解釈を述べる人たち 「私は国語が苦手」とハッキリ言えばいいのに、「国語の試験は問題が悪い」「違う意図を読み取る能力がある」と言い張ってしまう人。「俺は古文漢文が出来ない」とハッキリ言えばいいのに、「古文漢文はやっても意味はない…

道徳や人生観を基準に他人を裁く人たち。

99%以上は個人の道徳を現実としてしまう ロリコンバッシングがまた話題になっていますが、一般的にロリコン的な表現物は表現の自由で守られています。 彼らは自分たちの個人的な道徳感情から、感覚を持ち出してキモい良くないと裁きます。 しかし、法的には…

人気と上手さの違い。

下手でも売れる 絵は下手でも売れることは出来ます。 たとえば、下手な絵の漫画作品でヒットしているものは山のようにあります。 漫画が上手いですが、絵は下手です。 漫画家が人気を取りたい、売れたいがために、必ずしも絵が上手くなる必要はないです。 た…

本の内容と価格の話。

本の売れ行きを自慢する頭の悪い人 本が売れていることを自慢する人がいますが、実は頭悪いです。 これは、書籍と売れ方の構造を知っているとわかります。 たとえば、内容の偏差値が、40、50、60、70の4冊の本があるとします。 これらの売れ方は、とても売れ…

禅問答に意味がない理由。

禅問答は古代ギリシャで議論済みの話題 よく物事の理屈を立てて考えたがる人がいます。 これを続けると、たまに禅問答に陥ることがあります。 禅問答で止まればいいのですが、厄介なことに人に禅問答を押し付けたがる人もいます。 私も小さい頃からよく禅問…

共感と自立、同調と共依存。

共依存の人間関係 自分に自信ない人ほど、「自分を必要としてくれる人」を確認することで得る安心感(自己肯定感ではない)を、友情や恋愛の感情と勘違いするのです。 これは、すぐ同調してしまう癖がある人たちです。 実は、いまのSNSには非常に多くいます…

自論ばかり展開し続ける、「嫌な感じ」がする人

自論ばかり展開し続ける、「嫌な感じ」がする人 世の中には、色んな人がいます。 たとえば、義務感をやたらに否定する人がいます。 「楽しくないのは本当ではない!」みたいな、快楽主義者です。 「義務教育は良くない!」「時間を奪われている!」など、な…

現実ではなく事実を見るべき理由。

「現実を見ろ」は間違い。 よく「現実を見ろ」という話があります。 しかし、現実とは一体何でしょうか。 日本語だと、現実は「真実」と同じ意味で使われます。 そして、真実を見ている限り、何の知識も技術も得られず、上達もしません。 さらに悲惨なことに…

才能は結果論。

結果を出したやつが才能がある。 「強い奴が勝つんじゃない、勝った奴が強いんだ」という言葉があります。 私が受験生時代に面倒を見てくださった方からのエールがこの言葉(ベッケンバウアーの言葉)で、今も覚えています。 この言葉は一見すると単純ですが…

諦めるのは良いことなのか?

諦めるには2種類ある。 人生は色々あるので、諦めざるを得ない場面もあるかも知れません。 たとえば、私は大学受験のとき、あと一歩で志望校に入れた実力があったものの、浪人はさせてもらえませんでした。 つまり、志望校を諦めています。 しかし、だからと…

共感と同感の違い。

共感と同感(同調)の違い ・共感...共に感じること ・同感…同じように感じること 自己主張が強い人にありがちですが、他人への共感を求めるがあまり、同調を圧力としてかけてしまいがちです。 迷惑系ユーチューバーが流行りましたが、迷惑になるレベルで訴…

プライド問題。

「小さいこと気にするのは器が小さい」と言い出すやつほど器小さい問題。 人に対して「小さいことを気にするな」と言っているやつほど、器小さい問題があります。 というのも、この「小さいこと」の定義が本人の中でなされている以上、それを気にしている本…

仕事についての考え方の間違い例。

×失敗してもやったことの意味があった ⇒結果を出さないと意味ないです 【解説】 最近は、会社でブルシット・ジョブ(意味のない会議や資料作成…)みたいなもの、つまり利益にならないけど、あえてそれらを部下に作らせることで、上司は部下をこき使っている…

国語ができない人の難点。

そもそも国語力が低い人 聞くところによれば、国語ができない人は、全く同質的な人となにかやる、雰囲気で次にやることの段取りをするとかは得意らしい。 「フツーこうだろ」でなんとかなる日常の範囲だと生きていけるそうだ。 いい歳こいても、見ていて恥ず…

君たちはどう炎上するのか?

国語の問題 高校数学Iの命題問題として、生成AIに関する例の問題を考えてみます。 問題 「AIが出てきたから描くの止めると言ってる人は、そもそも(絵を描くような)やる気が無かった」を、どのように評価するか。 p AIが出てきたから描くの止めると言うこと…

テレビ型演出の茶番化とSNSによる制裁。

SNS時代、もうテレビ型演出では騙されない 「反撃しない、されないような人や組織(国や弱い立場の人)を相手に選び、あえて比較して見せることで相手を貶め、良い人、正義の味方であることを演出する。」 「そうだ。真実は人の数だけあるから、俺の主張もま…

SNSでの嫉妬をどうするか?

「嫉妬する人が絵描きに向いていない」の大ウソ 「嫉妬をするのが良くない」のではなく、嫉妬の方法が間違っています。 「昨日の自分と比較しよう」みたいなキレイな話(これは当然として)ではなく、嫉妬は人間の性みたいなものですから、もっと本質的に考…

ネット文化の特徴

ネット文化出身者の特徴 ・とりあえず違うと思ったら叩く ・揚げ足取りやマウント ・自分の事を棚に上げて他人を批判する ・サンドバッグを見つけたらここぞと叩く ・相手が諦めたのを確認するまで悪口や陰口、批判を書き(言い)続ける ・理不尽な言い草を…

自分のパターンに固執すると上手くならない。

人は自分のパターンに気づかない 人は自分の認識や行動パターンに、なかなか気がつかないものです。 たとえば、どんな話もすぐ人生論や陰謀論に繋げたがる人がいます。 「〇〇をすることこそ人生」「〇〇はユダヤの陰謀」…みたいな人です。 しかし、すぐにこ…

天才は存在するのか?

若い頃の才能がある人はいる 勉強でも芸術、絵でもそうですが、物心ついた頃から天才のように吸収する人はいます。 たとえば、私の経験で言えば、学習塾の同級生が「ノートを取らずとも、話を聞いて黒板を見ただけで暗記してしまう」という特殊にも思える能…

絵描きの馴れ合いや仲間ごっこはやめよう。

絵が中途半端に上手くして売れてしまうと病む 絵が中途半端に上手い場合で売れてしまったりすると、「〇〇先生に評価をいただけた」みたいな「他人の確認」がないと絶えず不安になるのです。 また、フォロワー数のような曖昧な「世間の評判」を参考にしてし…

バイトテロする若者と、安い従業員を求める経営者。

バイトテロする若者にはメリットがある 「バイトテロは目立つし、動画にとって拡散すればバズる。仲間を楽しませて一躍人気者だし、自分が逸脱した行動を取れることを仲間に証明することで、自分の立ち位置を上げることが出来る。」 つまり、若者にはメリッ…

生成AI絵の問題点

無断使用による著作権侵害 生成AIは、ネット上にある60億枚を権利者の許諾なしに、素材としてプールします。 そして、この中の数万枚を抽出して画像合成するソフトですが、そもそも使用している画像が無許可なので法的にアウトです。 もし生成AIソフトを利用…

悪い人に甘い社会

日本人は多くがマトモな結果、一部の悪い人が得をし過ぎている たとえば、不倫は日本だけではなく国際的に悪なのですが、一部の人は開き直って不倫が当然みたいな価値観を流行らせようとしています。 しかし、後進国の理屈としてはともかく、日本は先進国で…

LGBTだけ偉いのはおかしい

ロリコン趣味の方が生き物としては上位 LGBTというのは同性愛です。 同性愛と聞くと綺麗なイメージがなぜかあります。 しかし、生き物としてはロリコン趣味の方が生殖可能性という意味では上位です。 女性の形というのはさまざまであり、やや特徴にかける方…

社会は漂白される

漂白社会でホワイトニングが進む 「細かい事情を読み取れない連中はSNSで騒ぐべきじゃない!」と、賢い人は思います。 そりゃ、憶測だけで断じるなんて野蛮極まりない。 私も含めた頭の良い人は、今のSNS社会を嘆くわけです。 しかし、今後は残念ながらこの…

今年の抱負 2024

■総評、反省、心機一転 昨年度に引き続き、今年も1月内に記す予定でしたが、できなかったので記載しておきます。 というか、3月末なので、社会一般では4月から新年度ということですから、このほうが良いでしょう。 まず、去年の総評ですが、絵の技術に関し…