忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

才能とは他の人が出来ないことをやれること

歳を取るとゲームをやったりアニメを観れないのが普通ですが、中にはずっとアニメやゲームをやり続けられる人がいます。 そういう人たちがクリエイターになっているわけですが、外からは「不幸だからだ」「現実逃避している」という論評が出てきます。 しか…

下馬評は覆すためだけにある

下馬評とは、下らない噂話なのです。 下馬評に勤しむ人ほど、哀れな人、目も当てれない人が多いのは紛れもない事実でしょう。 まったく人生においてアテになりません。 下馬評を作って、予想通りみたいなことを言っている人より、私の予想のほうが遥かに当た…

絵が上手くなるには題材は問題にならない

絵を上達したいなら、やるべきことは、ひたすら正しい形を覚えることだけです。 萌え絵だろうがアート絵だろうが、技術的に洗練されているものであれば、そこに描かれている形を正しく覚えることで、絵は上達するわけです。 逆に言えば、どんなに整った絵で…

才能や環境が気になってしまう程度の努力では絶対に上にはいけない

才能や環境が話題ですが、整理して考えてみましょう。 二人の人を考えてみます。 片方は才能あふれ環境も良い人をA、もう片方はあまり才能は…環境も…な人をBとします。 1やりはじめ A ■■■ B ■ Bは1でAは3なので、3倍差があります。AとBには明らかな差が…

情報化社会が年齢や性別差をなくす

情報化社会以前にあった偏見が、非科学的なものとしてどんどん消えつつあります。 ・情報化社会以前 女性のほうがアクション絵を上手く描ける 男性は繊細な絵が描けない 20代の人の絵のほうが良い(イキが良い)絵を描く ・情報化社会以後 女性でも男性でも…

素直さは強さ

幼少期のコンプレックスは、成人してからも引きずる人が多いようです。 掘り返せば、誰にでもコンプレックスはありますし、私にも当然あるわけですね。 それは当たり前と言っても良いでしょう。 しかし、良い歳をしてもコンプレックスを抱えているのなら、少…

プレゼンのコツ

基本編 ・内容をとにかくまとめる(整理して重複を避ける) ・セリフを練り込む(構成→セリフ単位でノートに手書きで書き出す。言葉をチェックして推敲する。間違った言葉を使わない、怪しい言葉は必ずネットの辞書で調べる) ・レイアウトにこだわる(大き…

面倒くさがり屋の仕事

限界があると言い訳を付けて、逃げる人が世の中にはいます。 こういう人は、基本的にはすごく面倒くさがり屋でしょう。 面倒くさがり屋の仕事の特徴として、適当に仕事を仕上げるという側面があります。 言い訳も激しく、なんとかして言い逃れしようとします…

40超えたら説教老害になる…かも

人は気が付かない間に、どんどん歳を取っていきます。 その過程で、もちろん社会的な立場を得る人もいるでしょう。 しかし、気をつけないとあっという間に説教おじさん、愚痴おばさんになってしまいます。 「あいつはふざけたやつだ」 「昔はこうじゃなかっ…

この発言に御用心

何か不都合なことを問われたとき、この手の発言をしてしまう人は非常に残念です。 ・人生理不尽なものです →説教?いったい何様なのでしょうか ・あなたこそ〇〇してましたね →いいえ、あなたの話をしています ・お互いに非があるはずです →判断するのは、あ…

完成度を上げる方法

下敷きの枚数を増やすという技があります。 普通は、資料集めとラフ→原画→さらに細かく原画→作画修正→清書の5段階くらいでしょうが、クオリティを高くしたければ、ここの工程をさらに6、7…と増やせば良いわけです。 納得いくまでラフを作る、原画の段階で良…

絵の上達の3段階

経験上、絵の上達の際には理解度が3段階あります。 1線を追う 2形が分かる 3記憶に定着する 順番に見ていきます。 1線を追う 線を追うだけで精一杯の状態です。気にせず引き続けましょう。同じ絵で何度も線をトレスで練習します。 2形がわかる トレスし…

美少女絵は簡単なのか

美少女絵は簡単なのかという問いについて考えてみます。 結論から言えば、まあまあの美少女絵なら簡単だけど、特上の美少女絵は一番難しいです。 これにはちゃんとした理由があります。 美少女絵は一見フィギュアのように淡白なラインで構成されています。 …

「〇〇みたい」にではなく「〇〇を超える」という姿勢

私は「〇〇みたいに」などと、一度も考えたことがありません。 〇〇は人でも良いし、対象とする絵でも構いません。 「〇〇みたいに」とはあくまでも、上達するための手段だからです。 そこに肉薄すればするほど、技術的な吸収ができているという話になります…

格闘の絵がみんな描けない

格闘技の絵はしっかり描くなら、かなり難しい部類に入ります。 まともに描ける人は、ほぼいないと思います。 経験がないと描くのが難しいです。 まず、関節位置がおかしい人がほとんどです。 実際の動きとこれが合えば、最低限度はそう見えます。 しかし、こ…

決意や決断は称賛に値する

人生の時間は限られていて、常に決断の連続で成り立ちます。 掃除すれば家が綺麗になりますが、多くの人は明日掃除すればいいと思っており、きっと明後日も掃除しないのです。 どこかで意を決して、掃除を毎日頑張ろうとなれるかどうかなのです。 決意や決断…

他人を選定する

他人というのは実に有象無象です。 人生の時間は限られているので、付き合うとしても有効に他人を選定しなくてはなりません。 言い方は悪いですが、選定して一部の質の高い人とだけ付き合うのが良いです。 しょうもないことを言う人に限って、「他人が必要」…

言われたことを疑う力

野球でネットでも有名な某アスリートが、「走り込みは意味がない」と言っています。 一般的に野球といえば、とにかく走ることという教えがあります。 どの部活でも、スタミナをつけるために走り込みをたくさんやらせるでしょう。 しかし、身体は消耗品です。…

自分が目立ちたい人はコミュニケーション能力が低い

最近、巷でよく言われているコミュニケーション能力。 よく話をする人がコミュニケーション能力が高いと思われがちですが、実際はそうではありません。 コミュニケーションとは、双方的なものです。 その人がたとえ外交的に見えたとしても、相手の話を聞かず…

男女差について

男女差についてはスポーツをしたことがあれば、誰にでも分かる話だと思います。 一般的には、男性は女性に比べて筋力があり、体力もあるため、疲労からの回復が女性よりも早いです。 また、男性アスリートの場合、練習後はしばらくご飯が食べられなくなるほ…

世の中は無差別階級

スポーツはフェアネス精神の世界で、ルールが選手の安全を守ってくれます。 格闘技でも最近は階級制スポーツが主流になり、無差別階級のような試合は下火になりつつあります。 しかし、世の中は常に無差別階級であり、常に理不尽です。 たとえば、柔道や空手…

挑戦を応援しない風潮が人を不幸にする

「アスリートも会社員も同じように大変」という話には、それなりに違和感があります。 会社員は職業人口が一番多いので、就業する難易度として高くはないでしょう。 もちろん会社により難易度はありますし、特殊な技能を要求される職種もあります。 それに、…

選ぶ力がすでに才能

「格闘技は競技人口が少ないから~」という話が話題ですが、残念ながらどれを選べるかという時点で、それはすでに才能なのです。 球技や陸上を選んでしまった時点で、その人には格闘技の才能がありません。 現代日本には、格闘技の才能がない人が多いという…

作業と創作を分けて考えるな

作業と創作を分けて考えているうちは本当に上手くはなれない。 分ける必要のないものを分けて考えると、頭が混乱して何もできなくなる。 創作とは計画であり、作業とはそれを実現するための行動である。 身体を動かすという点で、しっかりと共通しているのだ…

上位戦ほどケーススタディが有効

基本ができた後は、どれだけケーススタディを積むかで勝敗が分かれてくる。 どういう場合にどうするのかという積み重ねが、仕事の精度に直結する。 積み重ねていくことで、全体的な理解も進んでいく。 目の前の仕事に丁寧に対策を重ねていくことで、対応に穴…

技術はある程度なら誰でも身につけられるが、モノにするには資質が必要

某有名漫画家がアシスタントを雇う条件として、「最低でも椅子に長時間座っていられること」と言ったのは有名です。 「当たり前じゃないか」と思う人ばかりでしょうが、実は絵が上手くなるほど、この発言の意味と理由が明確にわかります。 椅子に座って作業…

基礎画力が上がれば分析できる絵の範囲は圧倒的に広がる

絵には大きく分けて理解できる絵と理解できない絵があります。 理解できる絵とは、分析できるという意味です。 すぐ見て分析できない絵は、理解が不十分です。 その絵を描けるための能力が欠如すると、分析できません。 「それっぽく描けば良い」という言葉…

楽しいことでもなめた態度をとる奴がいるとつまらなくなる

誰かに悪口や暴言を吐いたり、犠牲にして楽しむ人がいれば、何をしていたとしても不愉快になり楽しくはなくなります。 どんなことがあっても、他人に横柄な態度をとって良いことになりません。 特定の誰かをどうと言っていませんが、他人に対して気をつける…

「上手い絵を描けば上手くなる」という理解度では、絵は上手くなれない

「上手い絵を描けば上手くなる」と言っている人がいるみたいだけど、上手い絵とはそもそもなんぞやという話になる。 考えるべきは、その選んだ絵の「どこが上手いか」。 ここを常に考えないと、ただやたらに線を引く作業で終わる。 もちろん、闇雲に線を引く…

バカにしてきた人への対処法

世の中にはどうしても人をバカにしてくる人間がいます 他人をバカにすることで、人の注目を集めたい未熟な人たち SNSのせいで表面的に利益が集まりやすいでしょうが、一方で彼らは信用という面では、とてつもないマイナスを作り続けているわけです 絵の世界…