忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

壁の外へ出ろ。そして、お前が物語を始めろ。

今回は、SNSの麻酔的な中毒性について分かったので書いていきます。

「お前が始めた物語」進撃の巨人で有名になったセリフです。

「壁の外に出なければ、後悔することもなかった」という意味なのですが、日本にはまさに巨人に自ら喰われ、自ら同化している連中のまあ多いこと。

進撃の巨人現象とでも言えば良いのでしょうか。

流行った理由も合点がいきました。

 

「日本語が読めないけど、相手を論破したい」

日本語が読み書きできなければ、むざむざと相手に言い包められるだけです。

おそらく、人生でこの苦痛を受け入れざるを得なかった人が大量にいます。

この怨念が、巨人という存在を求めるのです。

たとえば、最近話題のひろゆき」という器です。

惨めに自我を砕かれた哀れな小人たちは、自分の欲を満たしてくれる器を求めるのです。

まるで餓鬼畜生のように、ワラワラと器に集り、そこに自らを同化させます

 

さて、連中は同化したあとに、完全に自我を失ってでも欲を満たしたいがために、器を崇拝して称賛するしか方法がなくなるのです。

これがSNSの宗教的な現象なのでしょう。

ブレイキングダウンにせよ、インスタキラキラ美容系にせよ、まったく同じ構造です。

要するに、彼らは壁の外に出ていない

あるいは、人狩りではなく、巨人に狩られているだけ

しかし、巨人の胃袋の中は血溜まりで居心地が良いのでしょう。

でも、外に出ないとお前の人生、物語はいつまでも1巻1話のままだぞという話です。

これ、気付けないと、一生そのままになりますよ…。

 

※ちなみに、私はものすごく賢いので、この同化現象をあえて利用し、積極的に内部深層に入り、内側から食い破るタイプの人間ですから(あくまで「ぶちのめす」ことしか考えていない)、この器になっている人たちには非常に忌み嫌われます笑笑。ベルセルクのガッツと同じです。