格闘技経験者は普段から何を考えているのか
格闘技経験者がなぜ怖いかと言うと、ガタイの良さ、力の強さだけではありません。
格闘技をやると、「格闘脳」が形成されます。
日常生活でも、人がいるときには、街中の連中にいるあれこれに、どのタイミングで急所に入れるか、どこで引っ掛けて倒すか、最短で倒すにはどうすれば良いか、そんなことばかり四六時中考えて楽しんでいます。
やらないだけで、常にシミュレーションをしているので、いざ喧嘩になったときにうっかり反射で技をかけてしまう(かもしれない)からです。
「本気でやるのは卑怯」とか、自分から手を出しておいてほざき出すバカがたまにいますが、喧嘩を売ってきた以上、どう処分するかは相手の判断次第です。
そういうのが嫌なら、格闘技経験者に喧嘩を売るのはやめましょう。
当然ですが、そもそも論として誰に対してでも喧嘩を売ってはいけませんが…。
相手が死んでも仕方がない
例えば、こんなのは朝飯前です。
私も30秒から1分もあれば、素人相手の場合、相手をあの世に送れる自信があります。
こういう事にならないように気をつけましょう。
やったほうは、本当に反射で手が出てしまったのだと思います。
技があまりにスムーズなので、相手は逃げられずに脊椎をやってしまい、うっかり半身不随になってしまった。
これは、仕方のないことです。
出来る人は秒で出来ますので、許してくれるとか甘い夢はけっして見ないほうが良いです。
銃やナイフがなくても素手で出来るというのは、非常に恐ろしいことです。
そもそも、格闘技をようなやる人は、やる前からもともと強いこともありますので注意しましょう。
技をかけるのは絶対ダメ、なのだが…
もちろん、格闘技をやっている人は、技を使って人に手を出しては絶対にならないです。
これは掟のように言われているわけです。
しかし、一方で、やはり相手が言うことを聞かない、頑迷だったり、あまつさえこちらに喧嘩を売る勢いで凄んできた場合は、「これは仕方ないかな」と判断の余地ができてしまいます。
こうなれば、やはりそうなってしまっても仕方のないことではあります。
例えば、女がラインを超えて手を出してきた際に、男が反撃した動画がありました。
「男が思い切り殴るなんて酷い」「手加減しろ」なんて声が出ますが、そうは思いません。
まったく逆で、「相手がどうであれ、手を出してきたんだから、やらなければまたナメられることになる」「言っても反省しないなら、反撃するのは仕方ないこと」と私は考えます。
「道端で靴を踏んだ、肩が触れたら、君たちが頭を下げればいいよ。頭を下げてケンカを売ってくる人はいないよ。もしケンカを売ってきたらのばしてしまえ。何のために空手をやっているんだ」と、大山倍達総裁は残されているとおりです。
私は、「自分が悪いな」と少しでも思ったら、すぐにその場でヘコヘコと謝ります。日本社会では謝るのはタダで、損をしないからです。当然ですが、その姿では私が格闘技をやっているような威圧感は皆無でしょう。しかし、一度腹を括ったらもう止まりません。
強くもない人がネットで煽って喧嘩売って、とても心配です…
そもそも、無闇に他人を煽ったり喧嘩売るってのが言語道断ですが、いまのネットSNSは大して強くもない人たちが強気にイキがる光景をよく目にします。
本人は気が大きくなって、「イキってる俺かっこ良い」とか思っているのかも知れません。
しかし、よそから見ると「こいつ、偉そうに何をイキってるんだ」としか映りませんし、私がそういうのを見かけると「この人、近いうちにちょっと怖いお兄さんに捕まって、やられちゃうんじゃないかな…」って、老婆心ながら心配して見ている昨今です。
腕っぷしが強い人は、ネットでやられたことは覚えておいて、リアルで物理的にやり返そうとするものです。
煽ると危険が増えるだけで、得はしません。
何かあってからでは遅いので、くれぐれも気をつけましょう。
ネットは誰が見ているかわからないですからね…。