「悪いやつを射殺しろ」という愚か者が増えています。
昔の社会なら、悪いことをした子どもや若者は怖いおじさんに怒鳴られ、叱られたり、場合によっては暴力を受ける、半殺しになるなどでした。
しかし、最近はめっきり風潮が変わってしまい、悪いことをしている人をその場で放置です。
その代わり、証拠を集めていきなり裁判など、初めから白黒のほうに行こうとします。
要するに、司法行政に丸投げしてしまおうという考え方です。
本来なら、人同士のトラブルはその関係で治めるべきことですが、それを外注のようにこき使うとは、司法や行政側としても迷惑極まりないことです。
さらに、些細なことであっても「現行犯は銃で撃ち殺せ」みたいな過激な言説が出てきて注目を集めています。
本当にのっぴきならないことならば別でしょうが、こうした極論支持というのは、事実関係などどうでも良く、単に「勝ち馬に乗りたい」という性根のネジ曲がった連中が増えている。
ここは、しっかりと指摘しておきたいところです。
海外は、土地が広いのと、メキシコなど海外に逃げられる場合があるので、やむを得ずそういう措置を取っていたりもしましたが、最近だとゴム銃やテーザーなど、死なないように工夫をしていたりします。
なぜ、このような極端な意見が叫ばれるようになっているのか。
私は、やはりもう一度、
「子どもは大人に叱られる権利がある」「叱られることで学び成長する」
といった、基本に日本が立ち戻るべきではないかと考えます。
日本は海外とは違い、どんな大人でも子どもにナメられてはおしまいです。
しっかりと叱りつけ、場合によっては暴力はある程度仕方がない、教育的指導である。
こういう社会に、もう一度戻していくべきだと考えています。