日本は、世界有数の弱者の権利が強い国。
日本は、女子ども障害者など、物理的弱者だけでなく、社会的弱者にも各種制度が充実しています。
また、弱者でも自由に意見を言えたり、社会参画できます。
弱者にも優しいという点では、素晴らしい国です。
一方、アメリカのような強者が自由に振る舞える国では、弱者は邪魔者扱いされたり、いないこととされます。
弱者に優しいことによるデメリットもある。
しかし、どちらもメリットデメリットがあるので、一概には言えません。
日本人である私も、力が強すぎるという理由で、小さい頃にしばらくいじめられたこともありました。
もし、私がアメリカで生まれ育っていたなら、弱い同級生を片っ端からブン殴っては、パシリにしていたでしょう。
私のようにもとから強い人は、アメリカのほうがきっと居心地は良いのでしょう。
要は、日本は何事においても強い(強すぎる)人を、除け者にしたり忌避する社会であり、ゆえに社会の強さも確保されづらいです。
いま、優秀な日本人は海外に行っていますし、海外から帰ってこない日本人も増えています。
日本も徐々に弱者を切り捨てる方向→弱者を切り捨てると社会への報復が起きる。
ただ、日本も弱者を切り捨てる方向になってきています。
アメリカは切り捨てられて鬱屈した弱者が、銃乱射事件のようなテロを起こすことがあります。
そして、日本も最近はテロが起きるようになっています。
このように、弱者を切り捨てると、社会に報復する契機をもつ人が出てきます。
闇バイトのように、社会に恨みを抱く犯罪組織が拡大します。
なので、私自身は弱者切り捨ては良くないとは思います。
ただ、高齢者や子ども支援などは、救済してもあまり見返りがないです。
倫理的にはそうあるべきですが、経済的にメリットはなく、マイナスなので難しいです。
もちろん、大きなテロや戦争など不安要素がなく、少しずつ着実に成長するのは、日本のような国かも知れません。
とはいえ、実質の経済成長を30年間もしていないのは日本だけで、いつまでもこのままというわけなはいかないでしょう。
どこかを切り捨てると、社会に対する報復はその分だけ出てくるのです。