世の中には、なにかと周囲の反感を買いやすいタイプがいます。
「嫌われる人」と「恨まれる人」です。
私は嫌われやすいですし、自覚もありますが、相手から恨みを買うことはしません。
嫌われると恨まれるの境目が、しっかりと分かっているからです。
しかし、残念ながら「日頃からコツコツと他人から恨みを買っている人」はいます。
「恨まれる人」の特徴。
・対立や対決の構図をやたらに主張する
・大げさで高圧的な物言いをする
・意味もなくマウントを取る
・あえて恥をかかせるような物言いをする
…
自分のほうが「上、正しい」と思い込む態度が透けて見える。
断定的な物言いや説教調の語り口。
直接確認した情報以外は基本的にデマなのにも関わらず、確認も取らず自己満足の屁理屈を組み立て、それを周囲に理解を求めて説得し、デマを広めようとする。
つまり、ハナから「相手を無力な弱者」と決めつける心理が、自らの高圧的な態度につながり、相手の恨みの火種となります。
恨みを買えば報復につながる。
当然、悪気がなくても相手から恨みを買うこともありますが、その場合、やはり普段の言い回しが良くないのであれば、自然とそうなります。
そうやって買った恨みは「やられたからやり返してやろう」という心理を産むため、報復につながります。
無用なトラブルを抱えて、日々を怯えて過ごすことになります。
要するに、他人に対してあからさまに「攻撃をされたと思い込ませる人」が恨みを買うことになるのです。
SNSで恨みを買う恐怖
さて、昨今はSNSがありますから、公然と個人攻撃をするような言動をすれば、余計に数段恨みを買ってしまうことでしょう。
また、特定可能な言い方で無くとも、遠回りにあえて該当するような言い回しをしていれば、相手に気付かれますから、その効果は同じどころか、より悪い印象で捉えられます。
もちろん、こういう世の中ですから、一度くらいなら誰にでもある話ではあるのですが、反省せずに習慣的に幾度となく繰り返す人であれば、当然周囲から避けられていくのです。
現代は、ハラスメントを禁じる法律や告発に使える手段が多数ありますから、相手の「泣き寝入り」を期待するのは、非常に危うい勘違いなのです。