ロシアの戦争から分かることは、歴史はつまらない話であるということです。
神聖なる大国の皇帝は脳障害気味だったが、たかがコメディアンにおちょくられて怒りが収まらず、国を潰すことになった。
当事者には失礼承知の上で書きますが、本当に笑うにも笑えない話です。
おそらく、シナリオだけ書き抜くなら売れない絵本レベルの話。
実は現実とは、往々にしてこのようなものなのです。
一方で、面白い創作とは、現実の出来事から出てくるとも言えます。
作者が現実を小気味よく書き換えたものとも言えるでしょう。
やはり登場人物はせめて読むに値する人としておきたいです。
出来事やきっかけは妥当性が認められる程度にはしておきたいものです。
こうして物語が作られます。
良い創作には要件=作者の意図が必須です。
しかし、当然ですが、物語はこうして作者に良く作られたものであり、現実ではありません。