体罰は効率的と呼ぶ人がいつの世にも一定数います。
私ももどかしさを抱えていた時期があるので、体罰は考えた時期がありました。
しかし、体罰は結局のところ恨みを残したりと、感情的なマイナス面が非常に大きいので、その人にも社会的に大きなマイナスになります。
さらに、体罰をされた人は、体罰を正当化する論理を身に着けます。
これが厄介で、おかしなシステムで育った人は、そのシステムがアイデンティティ化してしまうのです。
これだと、変えようとしても不思議と不利益を被ったはずの人たちが、なぜか体罰擁護=既得権益側に回ってしまうわけですね。
体罰利権は、実際にはこのように出来ていきます。
これが支配構造…と言えば、そのとおりでしょう。
しかし、実に非効率な支配構造です。