忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

私のクリエイター論

クリエイターを見下す風潮が増えています。

産業が増大増長して、プロデューサーやクリエイター育成者など枝葉の産業でも食える人が増えたのは、まさにクリエイターの活躍おかげなのです。

クリエイターは一人、一つの会社、一つのコンテンツで数百数千億円以上になる巨大産業を生み出します。

まるで核融合のようなエネルギーです。

クリエイターという存在をこういうふうに定義できます。

つまり、それだけの核融合炉の炉心のような巨大なエネルギーを生み出さなければならないということになります。

ここを見誤って、ただ単に戦略論ばかり語る人が増えてきていますが、大事なのは想像のエネルギーと、それを実現するために耐えうる技術の両輪です。

大前提として、こういう話を理解しておく必要があるでしょう。

その上で、こういうクリエイターは要らない、ああいうクリエイターは不幸だなどという俗人の論理でクリエイターを語るのは非常に失礼にあたります。

「あの作品のあのキャラは、あの監督のああいうイメージだ」みたいな話をして叱られていた某ユーチューバーがいたとおりです。

それはあなたの勝手な想像であり、作り手はそれを遥かに凌駕するイメージで作品に取り組んでいます。

揚げ足取りに過ぎない卑小な存在であるということを、しっかりと自覚してください。