忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

正解はだいたい一つ。

正解はだいたい一つです。

いろいろな価値観がある、多様なものの見方が…そういう考えが広まっている昨今ですが、そういう姿勢だと大抵の場合で結果を出せないです。

というのも、正解となるものはだいたいの場合で一つになります。

実は合理的な考え方をしている人ほど、だいたい似たような意見になるからです。

失敗を推奨する指導者も今となっては多いですが、実は本当に優秀な人ほど一度も失敗しません。

ものごとって、出来る人はいきなり出来たりします。

では、なんでそういう現象が起きるのかというと、ものごとの捉え方が違うからです。

捉え方が違うと、結果は大きく変わってしまいます。

凡人が考える考え方と、上級者やプロなどの考え方とでは180度真逆と言ってもいいことが多々あります。

つまり、普通の人の普通の考えでは、とてもではないですが卓越した領域に行くことは不可能です。

この辺をちゃんと理解していると、「いろいろな価値観があるけど、だいたい答えは決まっているな」と迷うことが少なくなり、より上達への速度も速まります。

こういう事を言うと、「試行錯誤をするべき」とか「答え探しをしている」とか「完璧主義者」とか…、まあ様々な取って付けたような批判が出てきます。

しかし、残念ながらこれらは単なる嫉妬と僻みなので、そういう愚にもつかない連中を尻目に、とっとと抜き去ってあげましょう。

それから、失敗してしまった場合は、失敗の原因特定と再発防止策を練ることが重要です。

失敗というのは、ある時点での判断ミスということですから、どこで間違えたのか、なぜそう判断したのかを理解することに努めてください。