嫉妬をしたときに、3種類の人がいます。
嫉妬を他への悪意に転換する人と、嫉妬を自己の鍛錬に転換する人です。
そして、そもそも嫉妬していることに気付けてすらいない人。
一番最後の人が割合としては圧倒的に多いと思います。
次に、目立つのは、一番最初の人です。
ほとんどの人は、なぜ嫉妬を自己鍛錬のきっかけに転換できないかと言うと、自分よりすごい人を見慣れていないからです。
私は、小さい頃から人が驚くようなくらいの激しい競争環境にいました。
なので、自分よりすごい人がいても当たり前だし、逆に「この程度ならいつか抜かせるな」と言う気持ちでも見ています。
差を埋めるためには何が必要かの計算能力が高いんですね。
嫉妬を捉えてエネルギーに変えられると、むしろチャンスになったりします。
嫉妬は、持たざる人が持つ人に変わるチャンスです。
なので、嫉妬を認知できない人や悪意に感じてしまう人は、そもそも嫉妬という感情に慣れていないため、まずは自分よりすごい人をたくさん見ましょう。
自分よりすごい人は、世の中にいくらでもいることが分かると思います。
いろんなレベルでの、すごい人を見てみましょう。
その人がどこでどのくらい苦労しているのか、なども見てみます。
「スゲースゲー」と素直に感心してみてください(ここ大事)。
実は素直に感心できない人ほど、嫉妬をコントロールできません。
抱いた感情をちゃんと自分自身に認させることが大切だからです。
私は、自分よりすごい人を見たときに、偉いものを見つけたと言う感じで本当に無邪気に喜びます。
それと同時に、どの部分が優れているのかを冷静に見ます。
どこがどのくらい優れているのか、考えてみましょう。
そういう訓練をしていると、常に冷静な状態を保ちながら楽しく嫉妬していられます。
「抜かしてやる~(^^♪」という感じです。
とはいえ、世の中には嫉妬でおかしくなっている人はいくらでもいますから、こういう感情の処理は案外難しいのかも知れません。
私にとっては当たり前のことですけどね。