忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

嫉妬を抱いたときの対処法

嫉妬をしたときに、3種類の人がいます。

嫉妬を他への悪意に転換する人と、嫉妬を自己の鍛錬に転換する人です。

そして、そもそも嫉妬していることに気付けてすらいない人。

一番最後の人が割合としては圧倒的に多いと思います。

次に、目立つのは、一番最初の人です。

ほとんどの人は、なぜ嫉妬を自己鍛錬のきっかけに転換できないかと言うと、自分よりすごい人を見慣れていないからです。

私は、小さい頃から人が驚くようなくらいの激しい競争環境にいました。

なので、自分よりすごい人がいても当たり前だし、逆に「この程度ならいつか抜かせるな」と言う気持ちでも見ています。

差を埋めるためには何が必要かの計算能力が高いんですね。

嫉妬を捉えてエネルギーに変えられると、むしろチャンスになったりします。

嫉妬は、持たざる人が持つ人に変わるチャンスです。

なので、嫉妬を認知できない人や悪意に感じてしまう人は、そもそも嫉妬という感情に慣れていないため、まずは自分よりすごい人をたくさん見ましょう。

自分よりすごい人は、世の中にいくらでもいることが分かると思います。

いろんなレベルでの、すごい人を見てみましょう。

その人がどこでどのくらい苦労しているのか、なども見てみます。

「スゲースゲー」と素直に感心してみてください(ここ大事)。

実は素直に感心できない人ほど、嫉妬をコントロールできません。

抱いた感情をちゃんと自分自身に認させることが大切だからです。

私は、自分よりすごい人を見たときに、偉いものを見つけたと言う感じで本当に無邪気に喜びます。

それと同時に、どの部分が優れているのかを冷静に見ます。

どこがどのくらい優れているのか、考えてみましょう。

そういう訓練をしていると、常に冷静な状態を保ちながら楽しく嫉妬していられます。

「抜かしてやる~(^^♪」という感じです。

とはいえ、世の中には嫉妬でおかしくなっている人はいくらでもいますから、こういう感情の処理は案外難しいのかも知れません。

私にとっては当たり前のことですけどね。