忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

似たものを非難しては、ボロ隠しできると思い込む人たち。

防衛本能として、人は自分と似ているものを攻撃することが良くあります。

たとえば、怪しいことを信じ込む陰謀論者は、世の中の非公開情報みたいなものに目敏いです。

自分たちのほうがよほど怪しい思想の持ち主なのに、わざわざ非公開情報のような怪しいものに首を突っ込んでは、「それ見たことか!」と非難して悦に浸ります。

たとえば、オンラインサロンはよくブラック企業を非難します。

彼らの言い分は、「やりたく無いことをやらせているから酷い」なのですが、実際には、ブラック企業は、低賃金でも労働対価をある程度支払ってはいます。

が、オンラインサロンは、労働への対価を支払わず、むしろ会員費を徴収するということで、タダ働きを空気で半ば強制します。

つまり、実態としてはブラック企業より何倍も悪質だったりします。

また、オンラインサロンは、よく大学や専門学校を非難します。

これも、就職先を在籍者に用意できる大学や専門に対して、オンラインサロンは実質的な就職先を用意できるだけの社会的機能の実装がない(力がない)のをボロ隠しするためです。

もちろん、たまたまマッチングする場合もありますが、本当に偶然というだけの話です。

このように、自分たちの方がよほど悪質なことをしている場合に、似たものや近しいものを強く攻撃し、非難することで自分たちをよく見せようと、粉飾するのです。

しかし、世の中の人はこういうウスラ寒い茶番には、ほとほと嫌気がさしています。

なので、ネット上に「宗教みたい」「オウ●真理教」などと書かれてしまうのです。

人はこうした批判を直接書いた人を非難しがちですが、本当は言われる側が、ネットで酷く言われるだけのことをしている場合も多いので、よく活動の実態を確認してみてください。

もちろん、大多数の人が誤解しているケースもありますが、大半は「宜なるかな」という感じです。