忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

知識がないと認識できない。

認知の例として、「子どもが産まれると妊婦の数が増えた気がする」という話は有名です。

人は経験により、認識する世界が変わるみたいな話ですが、実は重大な落とし穴があります。

それは、そもそも「妊婦とは何か」「赤ちゃんとは何か」という知識が前提になっているということです。

つまり、前提となる知識がないと「単に腹が出ている女がいる」程度の認識しかできないのです。

人の認知や認識は、経験が先ではなく、知識が先に来るのです。

しかし、ここを理解できない頭の悪い人が、世の中にはたくさんいるみたいです。

知識がないのに、自転車には乗れないし、インスタントラーメンも作ることはできないのです。

ということで、知識やその定義は一番の根幹にあるので注意しましょう。

それを支えるのが、国語力なのです。