物事をうまくいかせる＝成功するためには、能力が必要になります。
能力を高めるためには、努力が必要になりますが、実際のところは向き不向きが能力に大きく作用します。
同じ授業を受けてても、成績が伸びる人と伸びない人がいますし、中には誰にも教わらないでとてつもない結果を出す人も世の中にはいます。
ラマヌジャンなどはその例です。
また、時流によってその成果の評価は変わります。
マイナー分野で結果を出しても、なかなか収入は上がらないのです。
要するに、結果が世間に認められるかは運になります。
まとめると、
・才能とは、分野ごとの適性や向き不向き、性格のことを言います。
・努力とは、才能を適切に運用して、能力を伸ばす活動のことを言います。
・運とは、なんの適性に恵まれるか、また結果や成果が評価されるかを言います。
この３つがピタッと当てはまって、はじめて結果になるので、なかなか難しいことです。
中には、なんの才能もないという人が世の中には山ほどいるでしょう。
こういう人は、そもそも努力や結果とは無縁の世界で生涯を終えることになるのでしょうが、こういう人のほうが世の中は圧倒的大多数であるということも知っておきたいところです。
努力を語る人は、なにかと相手に対して尊大で傲慢になりがちなので、注意しましょう。
