素人ほど詐欺師の話に引っかかる理由。
詐欺師に引っかかる人として、虚栄心が強く、自分の間違いを認められない人に多いです。
詐欺師も、同様に虚栄心が強く、自分の非を認められない人が多いです。
ある意味、似たもので集まってしまうのですが。
詐欺師は第一印象だけ。
詐欺師は見てくれにとても気を遣います。
なぜなら、見てくれでしか勝負できないからです。
もし中身を悟られれば、犯罪がバレてしまいます。
なので、相手の視線が自分の中身に目がいかないように、出会って数秒で鋭いイメージを相手に与え、疑われないようにつねにフカしては、大袈裟な話をし続ける必要があります。
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』=所沢のタイソン?
最近だと、喧嘩3000戦無敗を自称する方がいましたが、ブレイキングダウンでの試合動画を見るに、どう見てもケンカの経験がないと話題になりました。
3000戦どころか、1戦もケンカしたことないよね…。
動画40分ころの、「40過ぎて嘘つきはもう治らないから、そういうヤツとは付き合うな」は名言ですね。
なんと、シャドーの練習動画を撮影したあと、動きを2倍速にして、切り貼り編集していたらしいです。
奥深さを理解できないと騙される。
たとえば、格闘技のパンチについてお話しましょう。
パンチにはいろいろな種類のものがあり、「打ち分け」を覚えて練習していく必要があります。
たとえば、パンチには、
1.初速にインパクトを持ってくるパンチ
2.当たる瞬間にインパクトするパンチ
があります。
1は引きのパンチ、2は伸びきるパンチです。
いずれも、明確なインパクトの瞬間を意図してつくることで、キレを発生させ相手の意識や神経を遮断します。
しかし、よく素人が勘違いする、前腕の力で押し込むパンチは存在しません。
つまり、技術も知らない素人のケンカは、主婦のケンカみたいになるのです。
これはキックも同じで、種類はいくつかありますが、なんとなく偉そうな人の講座を見て、素人は「なーんだ、格闘技なんて簡単だ!」などと誤解します。
結果として、スパーリングや組手で通用せずボコボコにされてしまうわけですね。
つまり、中身をちゃんと理解しないと、上べの見た目だけに騙されるのです。
詐欺師のセミナーに注意。
詐欺師の動画をよく見る人は注意が必要です。
彼らは見てもらえることに命をかけていて、中身はスカスカで良いと思っています。
中身がスカスカということは、お菓子を食べているようなもので、時間ばかり浪費さるだけで、自分の血肉にならないのです。
詐欺師の動画から、学べることは何一つありません。
むしろ、動画を見てしまうことで、かえって犯罪的思考を身につけてしまうことで、自分から警察に捕まりにいくようなものなのです。