忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

基本を知らない人が詐欺師のセミナーにハマる理由。

素人ほど詐欺師の話に引っかかる理由。

詐欺師に引っかかる人として、虚栄心が強く、自分の間違いを認められない人に多いです。

詐欺師も、同様に虚栄心が強く、自分の非を認められない人が多いです。

ある意味、似たもので集まってしまうのですが。

 

詐欺師は第一印象だけ。

詐欺師は見てくれにとても気を遣います

なぜなら、見てくれでしか勝負できないからです

もし中身を悟られれば、犯罪がバレてしまいます。

ja.wikipedia.org

なので、相手の視線が自分の中身に目がいかないように、出会って数秒で鋭いイメージを相手に与え、疑われないようにつねにフカしては、大袈裟な話をし続ける必要があります。

 

ウルフ・オブ・ウォールストリート』=所沢のタイソン?

最近だと、喧嘩3000戦無敗を自称する方がいましたが、ブレイキングダウンでの試合動画を見るに、どう見てもケンカの経験がないと話題になりました。

news.yahoo.co.jp

www.youtube.com

3000戦どころか、1戦もケンカしたことないよね…。

動画40分ころの、「40過ぎて嘘つきはもう治らないから、そういうヤツとは付き合うな」は名言ですね。

なんと、シャドーの練習動画を撮影したあと、動きを2倍速にして、切り貼り編集していたらしいです。

 

奥深さを理解できないと騙される。

たとえば、格闘技のパンチについてお話しましょう。

パンチにはいろいろな種類のものがあり、「打ち分け」を覚えて練習していく必要があります。

たとえば、パンチには、

1.初速にインパクトを持ってくるパンチ

2.当たる瞬間にインパクトするパンチ

があります。

1は引きのパンチ、2は伸びきるパンチです。

いずれも、明確なインパクトの瞬間を意図してつくることで、キレを発生させ相手の意識や神経を遮断します。

しかし、よく素人が勘違いする、前腕の力で押し込むパンチは存在しません。

つまり、技術も知らない素人のケンカは、主婦のケンカみたいになるのです。

これはキックも同じで、種類はいくつかありますが、なんとなく偉そうな人の講座を見て、素人は「なーんだ、格闘技なんて簡単だ!」などと誤解します。

結果として、スパーリングや組手で通用せずボコボコにされてしまうわけですね。

つまり、中身をちゃんと理解しないと、上べの見た目だけに騙されるのです。

 

詐欺師のセミナーに注意。

詐欺師の動画をよく見る人は注意が必要です。

彼らは見てもらえることに命をかけていて、中身はスカスカで良いと思っています。

中身がスカスカということは、お菓子を食べているようなもので、時間ばかり浪費さるだけで、自分の血肉にならないのです。

詐欺師の動画から、学べることは何一つありません

むしろ、動画を見てしまうことで、かえって犯罪的思考を身につけてしまうことで、自分から警察に捕まりにいくようなものなのです。