ネット世論は存在しない理由として、ネットの投稿の仕組みから説明します。
ネットで書き込みをする人の割合は、ネットユーザー全体の1割と言われています。
つまり、どんなにフォロワー数が多い、いいねが多いとしても、せいぜいこの1割の評価ということになります。
しかし、世の中はサイレントマジョリティ(物言わぬ多数派)が8割、9割です。
つまり、ほとんどの人はネットで騒がれているようなものに興味がありません。
また、ネットには、極端な意見をはじめとして、法的に際どい発信も多く、また精神障害を抱えた人、社会に相手にされない人ほど、アクティブ率が高かったりします。
「お前、それ〇〇の前でも言えるの?」と発信者の本人に直接会って聞くと、9割が黙り込むような発信がほとんどです。
ネットは「〇〇は衰退した!」「〇〇はオワコン!」みたいな話が大好き(上手く行ってるものの足を引っ張りたいから)なので、適当な理由を見繕っては、それらしそうに言います。
でも、ちゃんとデータなどを調べてみると、衰退もしていなかったりすることがほとんどです。
なぜなら、この人たちは、良くも悪くも全体から1割のマイノリティの偏った人たちですので、こいつらの意見を聞いても仕方がないのです。