忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

社会は漂白される

漂白社会でホワイトニングが進む

「細かい事情を読み取れない連中はSNSで騒ぐべきじゃない!」と、賢い人は思います。

そりゃ、憶測だけで断じるなんて野蛮極まりない。

私も含めた頭の良い人は、今のSNS社会を嘆くわけです。

しかし、今後は残念ながらこの方向と社会は真逆に進んでいきます。

芸人の不倫の話は、これから漂白されていく社会への狼煙に過ぎません。

たとえば、昔の感覚なら「女遊びなんてして当たり前」でした。

しかし、「たかが女遊び」程度で、もはや大御所芸人さえも仕事を干されてテレビに出れなくなっています。

生成AIの件も、「そもそも著作権法違反はスピード違反と同じ話で、みんながやっていたら違法にはならない」「二次創作は利益が出てウィンウィンなら訴えられない」とか、そういうナアナア話で通ったのは平成までです。

そして、暗黙の了解で通せていた内輪でさえ、今後はそうした面で「揉めごと」はどんどん増えていきます。

今は、スピード違反は街頭カメラの記録に残りますし、二次創作もSNSにアップした時点で履歴が残るからです。

スマホなどは電子記録媒体ですから、位置や日時などの情報はすべて追跡可能です。

そして、法律は関係性でなく、決定的な証拠があるかどうかが全てです(関係性が重要になるのは裁判の時だけですが、大概は判例があるのでその範疇で処理されます)。

そうした技術の進歩を認識せず、いつまでも昔の感覚で物申してカッコつけてる人たちは、みな老害として社会から排除されます。

昭和から平成にかけて、一度先進国になった日本社会は、今後はもう昔の感覚にはもう戻らないのです。

 

「変なやつ」はリンチの対象

違和感が少しでもある人は、今後はとことんリンチの対象になると思った方が良いです。

これは見た目からはじまり、発言や行動、思想、何から何まですべてです。

一度でも見つかれば、SNSに履歴が残りますから、公開処刑の対象としてマーキングされます。

あとは、時間の問題でリンチが待っています。

 

週刊誌は今後もどんどん伸び続ける

さらに、この嗅覚が優れているのが週刊誌です。

週刊誌にマーキングされたら一発でアウトです。

どんなに良いことを言おうが、社会的に抹殺されます。

この威力は、皆さんが毎日騒いでご覧になっている通りです。

 

女性の噂話や陰口もNG

さて、この傾向がある程度の時期で続いていくと、今は容認されている女性の噂話や陰口もNGになります。

というのも、今は「女性特有の汚さ」が社会問題になりつつあります。

女性特有の卑怯や、それ故の優越が現在では社会的に容認されていますが、あと10年もすれば確実に価値観は変わります。

たとえば、「女性はスカートではなくスラックスを容認すべき」みたいな意見はやがて通らなくなります(SNSでよく女ばかりで炎上しているような話題に、公共性はありません)。

こういう意見は、社会がややこしくなるだけでメリットがないからです。

また、美人局みたいな話は社会問題としてすでに上がっており、これも社会から「反社認定」となる可能性は極めて高いです。

綺麗な社会=女性的な社会と考えるのは誤りです。

昭和の「女を殴れ」じゃないですが、意外にも社会にそうした雰囲気は出てくるでしょう。

 

アウトロー系にチェックされる

さらに、こうした「汚い話」を許容する人たちの界隈は、今後は「もっと汚い人たち」の寄り所になります。

たとえば、昨今はトーヨコ界隈がおじさんで占拠されている話があります。

汚いことを自ら容認して楽しんでいた人たちは、もっと汚い人たちに狙われるということで、歴史では幾度となく繰り返されてきたことです。

昨今ではネットSNS化によって、アウトロー系(反社、半グレ、チンピラ、ヤクザ、国際マフィア、風俗関係、その仲介人、金融詐欺、違法投資、悪徳情報商材、新興仮想通貨…)の人は、今までと違ってとくに隠れ場所を見つける必要がなくなりました。

つまり、普通にSNSをやっているわけで、外見からはまったくカタギとの見分けが付きません。

そうした人たちの間では、「こいつらには何をしても構わない」という「リスト」を作って裏で回しています。

また、連中は身分を偽ることには躊躇がないので、「ここは反社禁止」なんてまったく気にしないですし、「気付いたら身近にいる」なんてことも普通に考えられます。

 

汚い考え、汚い場所にも近づかないように

ここでいくら抗弁しようが、どんどん印象は悪くなるだけです。

たとえば、「法を踏み越えても良いじゃないか」は今の社会では「反社認定」と同じことですし、「なんでもあり」発言はアウトなのです。

SNSも週刊誌も、よく見てみればほぼそういう結論で始末をつけられているのがわかるはずです。

おそらく、あと30年くらいはこうした「社会浄化」が続いていき、以前の水準には二度と戻らなくなります。

心がけとして、そういう雰囲気のある人や組織に近づかない方が良いでしょう。

残念ながら、汚いところにいるだけで、汚い人認定されるのが今後の社会です。