忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

共感と同感の違い。

共感と同感(同調)の違い

・共感...共に感じること

・同感…同じように感じること

自己主張が強い人にありがちですが、他人への共感を求めるがあまり、同調を圧力としてかけてしまいがちです。

迷惑系ユーチューバーが流行りましたが、迷惑になるレベルで訴えかけたり騒ぐことは同調を促す行為のため、共感が得られません。

反対意見を言われるとアンチ、誹謗中傷とすぐ騒ぐ人、バズりネタに乗り周囲を巻き込むように騒ぐ人…。

これは同感、同調していても、共感はしていないのです。

強い言葉を使いがちなのも、同調を求めているだけで、決して共感はされないのです。

かく言う私も、つい同調を求めてしまいがちな場面はたくさんあったように思います。

 

人間は同感、同調と共感の区別が難しい

実際には、共感と同調について、心理専門家でも相当なトレーニングしないと2つの感情が切り分けられないそうです。

強い訴えかけがあると、同調=偽物の感情に乗っ取られてしまうのが人間です。

また、まったく共感もないというのは、ただの無関心で、やがて無気力になります。

つまり、人間は出来事に共感はすべきなのですが、同調をしてしまうとおかしなことになります。

実際に、SNSで炎上するのは同調から同調圧力に発展している例で、共感とは程遠いものなのです。

基本的には、「共感すれども同調せず」という姿勢は、社会で生きていくのに必要なスタンスです。

こういうスタンスを作るためには、ちゃんとした国語力が必須です。