忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

プライド問題。

「小さいこと気にするのは器が小さい」と言い出すやつほど器小さい問題。

人に対して「小さいことを気にするな」と言っているやつほど、器小さい問題があります。

というのも、この「小さいこと」の定義が本人の中でなされている以上、それを気にしている本人こそが神経が小さいことが証明されます。

器大きい人はそもそも「この話そのものがどうでも良くて気にかけない」のですが、これを誰かが言い出すことで、発案された概念としての偽りの「器小さい問題」が生じます。

 

リスペクトが必要

ここで注意したいのは、「器小さい」の内容がそもそも妥当かどうかです。

たとえば、路上で喧嘩を売ってきた気に要らないやつを暴行するのは、昭和だと「器大きい」行為ですが、今やっていたら単なる「ヤバイやつ」になって終わりでしょう。

こうして、「器」そのものの定義が時代によって大きく代わります。

最近の若者論も、ここの世代間のズレから生まれます。

これはどれが正しいかとかの問題ではないので、リスペクトが無いとダメです。

要するに、こうした話を一切聞き入れる必要はまずないですし、議論すると平行線になるので、内容そのものを避けておいたほうが無難です。

たいていは、「相手の姿勢が気に入らない」程度のくだらない話なので、本当に時間のムダになる内容ばかりで、相手にするメリットがありません。