想定外のトラブルが起きた時に、すべきこととして、原因究明は大切です。
なぜこの話が起きてしまったのかを追求します。
この時に、原因は一つではなく複数ある場合がよくあります。
自分の説明不足で起きてしまったこと、ということの他に、どう考えても誤解を招くような表記だったり、自分自身もその曖昧さに加担して誤解を広めるようなことをしていたり…。
つまり、原因は一つではなく、必ず複数存在します。
人はトラブルが起きた時、なにかと相手を責めて相手のせいにしがちですが、原因は本当はどこにあるかよく考えてみましょう。
そして再発防止ですが、「なぜ、その人はその行動に至ったか」という視点を持つことです。
このときに、客観的に判断するようにします。
その人は「ここならこの行動はしても良い」と思っているからしています。
さらに言えば、多くの人にとっても「そうしても当然構わない」というふうに見えている事が多いです。
つまり、そう思われるようなルール規定だったり、規約説明だったり、いろんな瑕疵によることで起きています。
自分の思っていることが、ちゃんと相手に伝わっていない場合はよくあります。
トラブルが起きているときは、当然ながら相手から見てどう見えるかが基本になります。
これもよく相手の欲求を否定しがちですが、そんなことをしても意味はありません。
いろんな目的、いろんな欲求の人がいるからです。
なので、その前提として、再発しないにはどのように設定を変えるべきかをもう一度考えてみましょう。
何事も公平かつ客観的に見ることが大切です。
性善説でも性悪説でもなく、事実関係からきちんと論理的かつ客観的に見るということが、社会ではなによりも一番大切です。
一度あることは二度あるし、何度でも起きます。
そうならないにはどうしたら良いかをしっかり考えましょう。