忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

頭の悪い批判。

高学歴、高収入みたいなものを批判することで、ビジネスや趣味のコミュニティに集客しようとしている人が増えています。

また、出世、勤勉を考えることよりも、やりたいことをやるほうが立派だ、それが努力なんだと主張する人も増えました。

ただ、これは頭でっかちというか、頭の悪い批判です。

なぜなら、高学歴、高収入と、出世、勤勉を考えている人と、やりたいことをやることには、なんら関係性がないからです。

むしろ、そういう人たちのほうが、実際にはやりたいことをやっている場合が多いです。

高学歴、高収入や、出世、勤勉にまつわる世間的なイメージを利用して話をしていると思うのですが、実態とは大きくかけ離れています

というのも、実際にそういう人たちと会って話したことがない人が、こういうウソを付きます。

あるいは、身近な数例だけを見て、そう思いこんでいるのかもしれません。

それから、仮にその手の人が入りたいとしても、「批判してるからやめとこう」となります。

自らチャンスを逃しているとも言えます。

実際に高学歴、高収入の人のほうが全体の割合としては少ないので、少ない方を批判することで、多数の支持を得ようという作戦なのでしょうか

そうだとしても、あまり賢い戦略とは言えないです。

よそのイメージをこき下ろすことで、バカを集客して楽をして金儲けしたい」のか知りませんが、いずれにしても頭の悪い人がこうした話をしがちです。

しかし、その割には影響のある少数をこきおろしているので、何をしたいのか意味がわかりません。

もしかすると、「バカを集めたほうが儲かるから」という下心があるのでしょうか。

個人的には、そんなのを気にしても仕方ないと思います。

そもそも気にしなくて良いのに、わざわざ気にさせることに、果たして何の意味があるのでしょうか?

この手の発言をする人は、自分でイメージをわざわざ落としているわけです。

優秀な人や頭のいい人が、年収などでマウンティングをするわけがありませんし、そういう話題をわざわざ引き合いに出してくるのは頭の悪い人です。

話す本人が、高学歴、高収入の場合なら、なおさらです。

無意味に批判して敵を作る割には、身入りが少ないという印象です。