「良いことをしているから、他の人は苦しんでも仕方がない」と考える人は割といます。
高齢者集団自決の話もそうですが、いまのロシア政権などもその例でしょう。
彼らは「国のために正しいことや良いことを言っている」「正しい考え方なので苦しんでも受け入れるべきだ」と思っているみたいです。
実際、民族主義や家族主義は一見正しそうに見えますが、一番国家にとって都合良く国民を操りやすいのも、実はこの形態です。
(「〇〇として」ということと、〇〇主義はまったく内容が異なります)
過去にも、民族主義の興隆から二次大戦にまで発展しています(ロシアがいま、まさにそうですよね)。
割と正義感が強かったり、思想に正しさを見出しがちな人がこのケースにハマりがちです。
しかし、「実際に苦しめと言われている側からすれば、まったく意味不明」となります。
ということで、「実際に現実はどうなっているのか」という実態を知らないと、正義感や思想を掲げて人を苦しめることになるので注意しましょう。
案外、良い歳しても分かってない、頭の良くない人がいるみたいです。