芸人は多くの人の憧れに成りやすいです。
人前で自由に言いたいことを行って振る舞う様が、羨ましいと思う人も多いようです。
しかし、何を勘違いしたのか「自分を芸人と勘違いした人たち」の末路が話題になっています。
スシローペロペロをした子は、自分がスマホの前では芸人と勘違いしたのでしょう。
スタンフォード大学の経済学部の助教は、「高齢者は集団自決せよ」と世間に言い放ち、それが受けいれられるはずと思い込むイロモノ芸人と、自分自身を勘違いしたのかもしれません。
何にせよ、芸人というのは誰にでもできそうに見えますが、誰にでもできるものではないから職業になっているわけです。
お笑い芸人は笑いという芸を売る仕事です。
たとえば、ビートたけしが「高齢者は姥捨山に捨ててこい!」と言うとき、彼の芸が前提としてあるから笑い話で済む。
人前でハゲヅラかぶってピコピコハンマーで頭ひっぱたいたり、コマネチをしたり、散々馬鹿なことを必死でやってきた人です。
そういう芸人が、「なんとなく的を射てそうなことを言っている。だけど、的が大きく外れている」という様が滑稽だから、世間に芸として受け入れられるわけです。
しかし、これを観て、「自分だって芸人のマネを出来る」と思いこむ幼稚な大人たちが、後を絶たないみたいです。
人前で素人も聞きたくない話をくっちゃべられる。
こんなしょうもないものを見させられるほど、苦痛で哀れなことはないのです。
皆さん、よく理解しましょう。