陰謀論が世間でまったくと言っていいほど信用されないのは、一部の事実を持ってきて社会全体を説明できると思いこんでいるということです。
しかし、陰謀論者は自分がなぜ信用されないのかの根本的な理由に気付いていません。何かを批判したり否定をしたところで、自分自身が正しいという証明にはならないです。
むしろ、同じ穴のムジナと見られるだけです。
さらに、陰謀論そのものが、邪推や邪知の領域を出ずに、証拠もないものや関係のないものを次々とツギハギしては、自身の正当性を証明しようとします。
まあ、フィクション作品としては及第点になるのかも知れませんが、現実でそんな事があるとは到底言い切れません。
事実関係さえマトモに拾えていない以上、実際には社会論としても成立しません。
ある程度の年齢になれば、大人でなくともこんなことはすぐにわかるはずです。
また、社会にマトモに出たことすらないような人たちが、社会論を公然と講釈垂れていることが多いです。
まず、ここがそもそもおかしいです。
ウソデタラメばかり言っているのは、まるわかりです。
世間は、「いやいや、お前の頭と経験で何が分かってるんだよ」と呆れ返ります。
これをありがたがって周りが聞いているという構図そのものが、すでに陰謀論みたいなものになってしまっています。
要するに、「陰謀論者は陰謀論で社会を説明しようとするほど頭が悪い」と言えてしまうのですね。
こういった根拠のないデタラメな陰謀論を話したがる人と関わってしまうと、その人も不愉快な陰謀論者に見られてしまいます。
まさに、自分の快楽のために周りの足を引っ張っている自爆行為と言えます。
陰謀論で社会を説明出来るとするのは頭の悪い証拠なので、みなさんも関わらないようにしましょう。
絵描き界隈にも変な思想を信じて頭がおかしくなってしまって帰って来れなくなってしまった人が、少なからずいます。