忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

話し方にはルールがある。

話し方には、ルールがあります。

それは聞き手=相手がいるということです。

どんなに流暢に喋っても、相手に伝わらないならゼロどころかマイナスにすらなりかねません。

 

人間の集中は7秒で一回切れる

→つまり、ワンセンテンス、一文ごとに勝負です(アニメで言うとワンカットです)

文が不明瞭なのに、全体は伝えられません

10分も話されたら、どんなに興味がある話であっても、たいていの人はウンザリです

 

筑紫哲也のコーナーでさえ、1分30秒で4カメラ使っていたのは有名な話。

 

・壮大なテーマを話さない

→大体の場合、ほとんどの人が一気に話そうとしすぎです

テーマを紙に書いて分析してみる

→実は細かいテーマの複合体なのが分かる

その細かいテーマでも充分な一つの話題になります

 

・思いつきで話をしない

→(私レベルのプロレベルは構成と話を同時に組み立てますが…)素人には無理です

思いつきで話されると混乱します

→どこが強調点なのかもぼやけてしまう=いわゆるレイアウトや構成が下手な状態

→なので、構成を紙で練りましょう

→構成を練ったら、そのパートごとにどのくらいの尺で何を伝えるのか考えましょう

全体として一つのメッセージになるように組み立てるのです

 

喋りたい気持ちはわかるのですが、それだと伝わらないので注意しましょう。

今回は話し方の話題ですが、もちろん文章でも全く同じことです。

内容を考えてもらうとかの前に、ふつうに読めるが先。

読めないなら伝わらないし、それなら意味がありません。