忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

肩書きばかりで世間の位置を知らない人たち。

世間では、肩書きで人を判断する場合があります。

確かに肩書きはその時点での優秀さの証明の一つにはなるでしょう。

ところが、その肩書を使って言論界や文化人枠など別のエリアに進出する人も多いですが、たとえば世間の人は言論人や文化人というと、論破で有名なあの人を思い浮かべてお終いです。

書籍はじめ言論や文化人なんて、そもそもハナから誰も興味ないです。

つまり、たとえば「言論界や文化人なら論破王」という図式はすでに世間で成り立ってしまっていて、他の書籍を出してるような言論人や文化人たちの認知度ってまるでゼロに等しいわけです。

他の人は皆Fラン大学並みの知名度で、それこそ何言っていたとしても、みな忙しいので聞く耳持たないわけです。

つまり、世間の人には「知らないのにやたらに肩書きだけ偉そうなだけの生意気なおっさん」というようにしか見られないです。

こういうふうに自己を客観視出来る人って、何がしか業績がある人の中でさえ、実はほとんどいません。

中には、論破王に必死にマウントを取ろうと躍起になる哀れな言論人も見かけていますが、世間からすると不愉快なだけのゴミ虫に見られているだけです。

ということで、とくにこういう勘違いしがちな人を標的にして、力づくでどうにかしてやろうというような事件が、現実に起きています。

物騒な世の中になってきているので、くれぐれも注意してください。

私は特に論破王ファンでも興味あるわけでもなんでもないのですが、立ち位置を知らないのに勇ましいことばかり吠えてると危険ですよ、という話でした。