日本人って、相手と能力差があったときに、それを素直に認められない。
地位や肩書があるから偉いとかも、地位や肩書が能力の証明にはまったくならない。
日本人がやたらに経歴や肩書きが好きなのも、周りの評判をやたらに気にするがあまり、能力がある人が出てきたときに認められないんですね。
日本人の多くが、能力そのものがあることより、世間の評判が良いかをすごく優先します。
こういう心性もあるので、本質的な行動を取れない人が非常に多いわけです。
自分より立場が下で優秀な人が出たときに、優秀さを素直に認めれば良いわけですが、「こんなやつが能力が上だとムカつく」というお気持ちが優先されて、「でも、おまえは(そんなバカ、クズな)俺の子どもだ」とか「お前の人生はそれでいいのか」みたいな訳の分からない言葉が出てくるんですね。
負け惜しみとも取れるような悔しさを、その優秀な人にぶつけてきます。
言われた側は、ものすごく傷つきます(私は直接間接問わず、よく言われてきました)。
相手を傷つけてでも、自分の小さいプライドを守るために我慢ならない人って、日本にはものすごく多いんです。
「日本人の底意地の悪さが経済成長を大きく阻害している」という話が本質です。
日本人は学校教育で、みんな平等IQ100前後の空間だけに慣れ親しみすぎています。
これが、日本における世間の正体とも言えるのでしょう。
だから、突如としてIQ130超えの人が出てきたときに、その人の話が優先されたら、必死で叩き潰そうとみんなで団結するわけです。
一生懸命、既成事実やらおかしな喧伝を繰り返して、その存在をかき消そうと躍起になるんですね。
※いじめも、本質的にはまったく同じことです。
一方で、海外はIQ高い人優先社会。
なので、海外とは差が付きまくるわけです。
海外の人からすると、この感覚ってまるで理解できないですから、どんな産業でも日本がガラパゴスになるんです。
つまり、率直に言って多くの日本人は非常に根性と底意地が悪い。
そういう社会で小さい頃からそう育てられるからなんです。
底意地悪いことを言うのが大人になることみたいな価値観の人って、日本はもの凄い多いですよね。