相手にしっかりとマウントを取る方法は、今のネット時代では、もしかすると知っておくべき技術なのかも知れません。
というのも、ネットだと物理的に暴力で反撃することが出来ません。
あるいは、抑止力としての物理的肉体(たとえば、相手よりガタイが良い)などの効果がほとんど発揮できません。
「格闘技経験が豊富」「ケンカが強い」など、一般的な他人よりも物理的に強い特徴があなら、日頃から公言しておくのは大事かもしれません。
しかし、口で言っても説得力があまりないのと、ネットではマウントを取られるとなにかと不利に働くことが多いので、しっかりとその場その場できちんと相手にやり返すことが大事です。
◎マウントを取る方法を紹介します。
誰でも出来るように書いておきます。
・相手の発言の腰を折る、重箱の隅をつつく
⇒「え?それって〇〇じゃないですか」「へぇ、その話ってどこからなんですか」など、通常会話だとスルーするような点を目ざとく見つけては指摘します。
ただし、ここだけに限れば、これは別に悪いことではありません。
たとえば、科学や学問、建設的議論などでは非常に大事な場合も多いです。
ただ、文脈と関係なく取ることでマウントを取るきっかけを作れます
・不明点や矛盾点を指摘する
⇒不明だったり矛盾しているところを鋭く指摘します。
この際、誰が聞いても分かるような形で指摘してあげると効果的です。
「〇〇だと死ぬ」「〇〇はバカ」みたいに、より露悪的に発言をするとより効果的です。
ネガティブに言えば言うほど、周りの人に気にしてもらえる効果があります。
・相手より優位であることを示す
⇒この指摘をした自分こそ、相手、他人より優位であることをその場で公言します。
「こんなことも分からない〇〇もいる」などと、自分がさぞ優秀な人間であることを追加で言っておきます。
これは最初に言うと「ただのおかしな人」ですが、「不明点や矛盾点を指摘した」という事実の後に自分が優秀であるとアピールすると、そのようにその時だけ見えるからです。
また、勝ち誇ったような内容の写真を追加するなどでも同様の効果が得られるでしょう。
・以上を繰り返す
⇒ネットでは、常に他人へのマウントをマメに繰り返しておきましょう。
スキあらばマウントを取りに行きます。
相手がムキになって反論してきたら、反論した分だけまた相手を同様にやり込めてください。
ダシにしてあげると、言う内容もすぐに見つかるので非常に経済的です。
ちなみに、マウントの内容ですが、別に内容は何でも良いです。
どんな下らないことでも、叩けばほこりが出るのが人間です。
本当に下らないことでも、マウントを取れば、それをマウントだと捉える人がいる以上、それは「立派なマウント」になります。
ということで、内容ではなく「形式的にこうするとマウントのようにみえる」という技術の紹介でした。
ネット時代では某論破王さん…のような、割と微妙すぎる人がなぜか過大評価されすぎています。
ということで、2流の人ではなく、きちんと実績や能力、実力がある人はマウントを取ることをしてみても良いでしょう。
ただ、保証はしません。
しかし、マウントを取る技術自体はあっても良いと思いますし、少なくとも迂闊に手を出せない、ナメられないようになるという利点は非常に大きいと思います。
ということで、年末企画として書いてみました。
「ネット護身術」のような感覚で使うのは悪くはないと思います。