大学の数を減らすことは市場原理としてできません。
許可を下ろす基準を厳しくするしかないのですが、行政はそう対応しないでしょう。
私のアイデアとして、公立高校入試で5教科が合計で8割以上の得点をしなければ、高校進学許可を降ろさないとするのがベストだと思います。
「学歴なんて意味がない」と多くの人が思うのであれば、高卒者を減らせば良いだけです。
大学
↑
高校(ここを減らす)
↑(5教科で8割以上の得点者のみ高校進学を許可)
中学
↑
小学
公立高校入試は基礎問題のみで、純粋な基礎学力が測れる。
公立高校入試では、私立のような難問や奇問は一切出ません。
すべて、基礎問題のみの構成です。
勉強は「積み上げ」なので、中学範囲レベルで四苦八苦するような人が、高校で勉強できるようにはなりません。
基礎不足なので、高校に進んでも消化不良になるのがオチです。
「まがい物」の大卒。
また、合計点数で判定をしないからこそ、私立型の文系・理系(例:国語が極端にできない理系など)という「まがい物」の大卒が登場します。
さらに、中学範囲レベルをしっかりやらないと、高校にさえ進学出来ないというプレッシャーを中学生は感じることで、しっかりとした基礎学力を身につけるきっかけにもなるでしょう。
内申点は「気休め」で良い。
内申点は排除して、高い基礎学力基準だけで測れば良いです。
もし、基準に満たない場合は、内申など普段の態度を考慮することを導入すれば良いでしょうが、気休め程度で構いません。
勉強に熱心な者だけが大学に進む。
義務教育課程時点で学力に偏りがある人が減れば、そもそも勉強する気がない人を減らせます。
さらに、基礎学力があることで、大学でも幅広い学問に取り組むことが出来ます。
結果として、Fランク大学(真面目に教育する気のない名前だけの大学)は減っていきます。
勉強もスポーツと同じ。
勉強もスポーツと同じで、ある程度のトレーニング経験や実績のない人を、いきなりプロ練に参加させませんよね。
初級者はちゃんと分けて練習させます。
それと同じようにすべきという話です。
学歴はビッグ3と同じ。
今の大学入試は、たとえるならベンチプレスで100キロあげられるか試しているようなものです。
ベンチプレスの100キロとは、スポーツ競技者ならどんな人でもあげられるラインです。
もちろん、ベンチプレスが上がることと、競技スポーツができることに、かならずしも相関があるとは言えません。
とはいうものの、やはりある程度の身体の力がなければ、どの競技スポーツで技術を身に着けたとしても、パフォーマンスが出せないのも当然でしょう。
運動神経だけがやたらに良いヒョロヒョロがいても、スポーツの世界ではまったく役に立ちません。
そして、ベンチプレスの数値を上げる努力をできる人が、この世に僅かしかいないのも、また事実です。
そうした人が、他の分野でもパフォーマンスをあげられるという考えは間違いではないです。
高学歴がボディビルにハマりやすいというのは、ゲームの性質が似ているからです。
とはいえ、やり過ぎて亡くなってしまった人もいますので、何事も健康には気をつけましょう。
東大(理科2)→東京医科歯科大(医学部)。
ボクシングを習い、パンチングマシン破壊、コーチを失明寸前に追い込む。