忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

学歴と偏差値。

偏差値30、40が早慶MARCH合格のウソ

進学校ではビリで、怠けていたから偏差値低かった。

そんな私が早慶MARCHに受かりました…。

 

申し訳ないけど、こんなのはよくある話です。

進学校に合格できる能力があるが、勉強のブランクがあった。

勉強のやり方わかってる子が1日2時間しっかりと勉強しました。

それなら、私大専願であれば私大3教科程度ならどこでも受かります。

ぶっちゃけ、行った高校の偏差値で、その人が行ける大学の範囲はだいたい決まります。

 

普通の人が「学歴は大したことない」と真に受ける

問題はこのあとです。

世の中の普通からそれ以下である9割の頭の悪い人たちが、この話を真に受けます。

受験も真面目にやったことのないバカな素人が、偏差値30でも2年2時間でMARCH受かるとか思い込みます。

印象で、誰でも行ける大したことない大学だと思い込みます。

そして、学歴なんて大したことないと決めつけるのが、世の中の9割の「頭の悪い人たち」なのです。

なんでうちの子はバカなのと嘆いたりします。

 

偏差値の意味

偏差値は、母集団の中の位置で決まります。

そもそも、その偏差値とやらが、駿台模試で35なのか、全統で35か。

どの模試で偏差値35か。

同じではありません。

少なくとも、ベネッセで35のワケがないはずです。

駿台模試で35なら高校の偏差値は60以上でしょうし、全統で35なら高校の偏差値は50以上は確実でしょう。

東大模試で偏差値35ならなおさら。

 

大学受験は全国大会

しかし、全国私立トップの男子校である開成ですらも、半分は東大や医学部に行けないのが現実なのです。

岸田総理も、開成から東大落ちて2浪して早稲田でした。

しかし、彼も決して開成の下位層ではなく中堅層です。

私は浪人していませんが、現役時代で開成の子に総合偏差値では勝っていました。

しかし、これがどれほど凄いことか、真面目に競争に向き合ったことのない人ほど、リアリティを得られないのです。

 

弱者ポルノを真に受ける9割のバカたち

つまり、早慶MARCHは大したことない」という世間話そのものが「弱者ポルノ」と呼んでふさわしいのです。

さらに、ここから言える真実はただ一つです。

世の中にもともと頭が良い1割の人間がいる。

彼らが努力をさらに重ね、高学歴を取得しているという身も蓋もない現実です。

9割のバカは、そこから最初から除外されているのです。

社会で高学歴の人たちに、普通の9割の人たちが相手にすらされないのは、残念ながら当然のことなのです。

そして、この残酷な真実は、塾の先生だとよく知っています。

 

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地方高卒から大企業行って起業という人もいますが、実際は本当にごく一部です。

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