忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

絵のプロ・アマ論。

絵のプロ・アマ論は歴史的な背景が複雑なので、整理しておきましょう。

コミケ以前は、プロとアマは明確に分かれていました。

たとえば、漫画家、テレビアニメなんかに関わっている人はプロ、そうでなければどんなに絵がうまくてもアマチュアでした。

コミケ以後になると、アマチュア活動でプロ化していく層が出現し、アマチュアのままでも全国的に活動し、そのまま売れていくみたいな現象が起き、億を稼ぐレベルの同人作家も出現しました。

しかし、それでもネット普及、SNS普及以前は、アマチュアとはいえ、雑誌投稿など一部活動のみに限られましたが、pixivやTwitter、インスタやYouTubeなどが普及し、メディアが民主化しきった結果、アマチュアのままそれほど技術がなくてもお金を稼げる人が増えました。また、SNSを利用したインフルエンサーみたいなプロではないアマチュアの教育界隈も出てきました。

プロ・アマの境目は、生業に出来ているかという狭い視点もありますが、一般的にはアマチュアかプロかという話はその業態や実態のことを指します

つまり、アマチュアが稼ぐ手段を拡大していった結果、プロもアマも稼げるようになったのです。

参考書が1冊が出来るくらいには複雑です…

 

多様な才能が活躍できる場が広がった

即売会やネットメディアの発展を経て、様々な層が出てきました。

アマを見下すプロは時代遅れの頭のおかしな存在であり、層が分化して多様化していきましたので、整理して考える必要があります。

マチュアが広くならないと、プロの多様性が担保されないのです。

 

11:44~

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