忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

頭が良くてもモラルが欠ける人たち。

頭が良いことで倫理的な踏み越えをしてしまう下品な人たち

金持ちは賢いから貧乏人は死ぬべき、高齢者は集団自決すべき、災害で猫の救助のほうが優先、境界知能は頭が悪いからおかしな政党にハマる…。

頭が良くてもモラルが欠けている人たちが、世の中にたくさんいることが可視化されています。

また、平等に貧しくなろうと言って自分だけフェラーリを所有してタワマン住まい、若者は貧乏になる権利があると言って人材派遣会社を作り非正規雇用を大量に産んで利益を得た人、不倫を繰り返しても研究の一環と言い訳し続ける人とか。

自分の都合の良いように、自分の立場や評判・名声を利用しようとする人が後を絶ちません。

当然ですが、こういう「下品な人たち」は倫理より自分の理屈を優先する人たちなので、近寄らないほうが賢明です。

 

「3年経ったら人は忘れる」のウソ

某お笑い大御所芸人の問題は、8年前の話だそうです。

さすがに8年前のことが…という意見もある一方で、元AKBの人も「8年前だから許されるという問題ではない」と喝破しています。

これは当然の話で、裁判もされていないものごとに時効は存在しません

「3年以上経ったから何をいまさら。責めることは違うだろう…」みたいな言い草は社会では一切通らないです。

甘い期待は抱かないほうが良いです。

あなたの過去はずっと追いかけてきます。

 

露悪趣味はウケが良いのか?

気分の悪いことに人は注目する生き物です。

これは生き物としての本能的なもので、路上にゲロが吐瀉されていたりうんこが転がっていたら、「汚いな…」という感じでつい目視します

露悪趣味はそれと同じことで、インプレッションが増える反面、見る側のユーザーの気分をどんどん悪くしているだけなのです。

あまりに繰り返すと「気持ち悪い人」というイメージが定着して、クリックはしても投稿内容まではアクセスしなくなります

一度「気分の悪い人」という悪いイメージが定着してしまうと、「気分の悪い悪趣味屋」が集まるだけで、それ以上は広がらなくなります

 

ルサンチマンと悪趣味は相性がいい

日本人には、典型的なルサンチマンが数多く存在します。

kotento.com

何かとコンプレックスを抱えていて、それを気にせずにいられない精神的に弱い人が多いです。

悪趣味文化は、そこと相性が良く、露悪的に描かれた対象を謗ってあざ笑うことで溜飲を下げ、自分のコンプレックスと向き合わないようにしたがる人が多いです。

とくに作品をディスる気はないのですが、ウシジマくんとか、カイジとかが好きすぎる人は要注意です

 

頭の良さを間違った方向に使ってはならない

頭が良いなら、ノブレスオブリージュなんてカッコいいことを考える前に、少なくとも悪い方向に使ってはならないです。

無辜の人を傷つけたり、貶めるような言動をする人は、たとえその主張が論理的であったとしても、やはり受け入れられないのです。

人としてどうあるかというのは、頭を使うこととは別に、しっかりと考える方がいいでしょう。