忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

消極的な理由で選ぶと自滅する理由。

「バイトも出来ない…。芸事で一発逆転!」は自滅する

学校も仕事も趣味もスポーツも、上達の原理はすべて同じです。

物事というのは繋がっています。

普通の仕事もまともに出来ないやつが、芸事でうまくいくことはまず不可能です。

これは、例えば家事が下手な女は仕事もできないというのと同じです。

段取りが悪かったり、理解力が低かったり、鈍臭かったりという性質があるわけです。

なので、この性質を克服しないと、他の物事をいくらやっても成果が出ません。

普通の仕事ができない人が、勉強もできない例は枚挙にいとまがありません。

 

出来るやつは何についてでも、必ず頭角を現す

一方で、勉強ができる人はスポーツも芸事でも頭角を現してしまいます。

それも、どのくらい勉強を深くしてきたかというレベルが、どのくらいスポーツが出来るのか芸事が上手くなるのかというレベルに反映されると思っていいです。

例えば、高難易度ゲームをクリアしたことがある人は、勉強も芸事も上手くなれますが、ゲームすら満足にできないような人が、他のことを上手にできるとは思えません。

ゲームが下手というのは、それこそ装備やステータスの管理一つとっても下手な人は本当に下手です。

比較的、低難易度であるドラクエとかでもクリア出来ないわけですね。

そういう人が、他のことを上手にやっているとは考えづらいわけです。

 

10000人に1人の成功例を神格化したがる

そういう身も蓋もない現実があるのにもかかわらず、そうは思いたくないから、別のことが真実だとしたがる人がいます。

例えば、「ネット通信校でも東大生が出ている。ネット高校の時代!」と思いたがってしまうわけです。

では、その高校の母数はいくらか調べたでしょうか。

また、リアルな進学校と比べて、その合格率はいったいどのくらい差があるのでしょうか。

こういうことを調べもしないのであれば、それこそ事実を認識できないわけです。

陰謀論者にありがちですが、「コロナは製薬会社の陰謀だ」みたいな話を真に受けてしまっている人たちです。

彼らは「説明がつくから正しいんだ!」と言いはりますが、説明なんて何に対してどうとでもつけられます。

こういう人たちが、消極的な理由で進路を選ぶとたいていひどい目に遭いますし、人生で二度と這い上がれなくなります。