忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

考えないで描くにはどうすれば良いか。

形そのものを覚えてしまう

絵についてある程度の数をこなすと、まったく違うモチーフでも実は同じ形やパターンの繰り返しであることがわかります。

覚えたものの組み合わせとして観察するということです。

これはゲームでも似ていますが、現実の人間が引き出せるパターンというのはそんなに多くありません。

なので、覚えたものの組み合わせとして解釈することができます。

そうすると、時間が短縮でき、効率よく質の良い絵を描き続けることができます。

 

パターンで処理するが、同時に基本知識でチェックする

さて、私が考えると言ったのは、「基本知識でチェックする」という追加項目です。

基本的には、慣れてくれば既知の引き出しによるパターン処理ですが、基本知識で安定させるために、一瞬立ち止まることで、更に能力を上げられます。

英語でもそうですが、よく使われるフレーズはそのまま暗記してしまうことはたしかに秘訣なのですが、さらにプラスして英文法の確かな知識があれば、更にチェックしたり考察することでより安定させて精度や質を上げることが出来ます。

ここまでやると神絵師の領域に入れるのですが、残念ながらこのあと一歩をやらない人は多いと思います。