絵が上手くならない人の特徴は、とてもシンプルです。
ウソつき
これだけです。
理由を説明します。
これは自分にも他人にもウソをつくことが習慣になっているということです。
①無自覚なウソに敏感になろう
人間、自己都合しか考えておらず、無自覚にウソをついている場合がとても多いです。
ネットでは、とくに「自分の信じたい真実を正しいとしてしまう」人がすごく多いです。
陰謀論者などに多いですが、こういう人が「勉強したくない!」「嫌なことをしたくない!」などの理由で芸能の仕事にすがってしまう場合があります。
時には良いでしょうが、基本的にある分野でそこまで頑張ってもいないのに、他のことにいたずらに勝機を見出そうとするのは単なる逃避です。
これは自分にウソをついてしまっているのです。
当然ですが、勉強でもなんでもやっておいたほうが良いです。
漫画の大手出版社でも「勉強くらいはできたほうが良い」と公言しているくらいです。
②ウソが自分の認識を歪めていく⇒物事の捉え方が歪む⇒絵にも影響
なぜなら、「自分の信じたい真実が間違っているかもしれない」とは思えないからです。
例えば、「ユダヤの陰謀だ!」と出来れば、それは思考が楽でしょうが、それは自分が楽をするための方便に過ぎません。
本当は、善良なユダヤ人もたくさんいるわけですから、そもそも事実と大きく異なるわけです。
これの怖ろしいところは、自分の物事への捉え方がすべて歪んでしまうことです。
文字通り、自分のウソのせいで自分自身が「狂ってしまう」のです。
人は狂ってしまうと、周囲で起きた不都合な結果に、勝手に悪意を見出し、怒り出したりします。
③ウソつきが他人に迷惑をかける時
そして、こういう人が、芸事でも行き詰まりを感じてしまい勝手に絶望した挙げ句に、京アニ事件みたいな事件を起こしたりします。
また、そこまでしなくても、常に自分以外の第三者に必死にすがろうとします。
他人におべっかやおべんちゃらを使いますが、たいていの場合で無視をされてしまいます。
いきなり絡まれたら、忙しい人にとってとても迷惑でもあります。
ことあるごとに他人から疎まれるとすれば、それはあなたの言動と心情の整理ができていないからです。
治療法
③まで進んでいる場合はとても危険な状態ですので、小説の読解と同じように自己分析してください。
メモを取ったり手記をつけることをおすすめします。
歴史的にも、文字に残し言語化することは、人を理性のほうへ導く作用があります。
ファンタジー世界における「魔法を唱えるのに呪文が必要」という設定は、実は人間の認識として非常に正しいです。
まとめ せめて、自分にウソをつくのはやめよう
普段からウソをついて回っている自分自身の言動が原因で、どんどん不快な人になっている場合があります。
まず、ウソつきを直さなければ、たとえ絵がうまくなっても、絵で満たそうとした欲求不満が消えることはありません。
自身の言動をよく見直しましょう。