忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

事実→真実→解釈

事実 実際の出来事(客観)

例 彼は生成AIを使って創作をしている

 

真実 事実とその理由や解釈(当事者の主観)

例 彼は生成AIを使って創作をしている。なぜなら〇〇だからだ。(彼は〇〇と供述している)

 

〇〇⇒絵が描けない、コストダウンしたい、著作権を知らない…

※当事者は本当の話をするとは限らない。

 

解釈 真実への理由、評価(第三者の主観)

例 彼は生成AIを使って創作をしている。なぜなら〇〇だからだ。彼は創作と言いつつも、他人の創作物への権利意識は極めて希薄である。

 

ポイント

・事実のみが客観情報である。

・事実以外の情報には、注意すべきである。

・真実とは、同じ事実でも理由が異なることである。

・真実は、あくまで当事者の供述に過ぎず、その話自体がウソかもしれない。

・解釈とは、真実への評価なので、さらにズレている話の可能性が高い。しかし、多くの人は(特にネットSNS)この層で話し合いをしてしまうため、論点ずらしと揚げ足取りばかりが生じる。

・解釈とは極めて多様だが、前例、判例、慣習、価値観や人生観などから作られるものである。