SNSばかり見ていると、絵描きも一種のSNS芸人のように見えてしまいます。
大量のいいねやRTがついている様を見ると、その有り様は芸人のようでもあります。
しかし、SNSで人気だからといって、それが絵描きの全てではありません。
むしろ、ごく一部だと言っていいでしょう。
そもそも絵描きは芸人ではありません。
技芸で食っているといえばそうですが、それは世のサービス業従事者はみんな同じことです。
別に特別な仕事ではなく、業態としては技術を売って生活しているプログラマーに近いでしょう。
というのも、世の中にある無数のコンテンツには、沢山の人が関わっています。
SNSをあまり積極的にやっていない人でも、人気がある人はいくらでもいます。
SNSパフォーマンスに向いている人もいるでしょうが、SNSというのは一つの枠、一つの傾向にすぎません。
SNSウケしている人が別舞台に行くことも今は珍しくはないですが、あくまでも一つの経路というだけです。
また、SNS人気を取ったことで、自分自身を見失ってしまう人も相当多いでしょう。
SNSで活躍している=凄いというわけでは決してありません。