忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

日本が抵抗すべきではない理由

ロシアのウクライナ問題について簡単に話します。

アメリカが中国に経済措置をすると発表がありました。

勢力図は、ロシアと中国が世界と対峙する形になります。

いわゆる独裁資本主義国家という感じで、事実上の社会主義共産主義国という感じです。

さて、日本も狙われる可能性がいよいよ現実味を帯びてきました。

ただ、日本が取るべきではない危ない選択肢があります。

それは、抵抗するということです。

「中国に抵抗して闘いをすべきだ!」という、かつての大日本帝国を彷彿とさせるやり方を勇ましくのたまう人が出て来ています。

しかし、日本には核兵器もなければ自衛隊も実戦軍としての形態を備えていません。

あくまでもアメリカとの共同軍という形での参加ですから、日本に決定権は何一つありません。

したがって、抵抗するという選択肢を取った場合、下手をすれば大虐殺が連鎖する可能性が充分にあります。

じゃあそのままやられればいいのか、という話ですが、今のところは静観すると同時にアメリカの出方を伺うか、他の国に支援や打診をする程度しか方策はないでしょう。

力もないのに無理にイキり散らかせば半殺しではすみません。

あなたたちは、まさか自分でさえできないことが、国が出来るとでもお思いでしょうか?

喧嘩に例えていた人がいましたけど、国際関係というのはそういうものです。

格闘技経験者も無い素人が実戦経験者に挑むようなものです。

まずは冷静に現状を認識するようにしましょう。