ものごとのピークは若い頃とか言っている連中があまりにも多すぎて驚嘆する。
ものごとは、あなたたちが諦めているから上達しないのである。
諦めれば達成することはない。
同時に、その時が楽しい…だけでも達成はできない。
勉強すれば出来る…ようにはなるが、あなたたちの勉強法が間違っている。
私は学生時代に成績が伸び悩んだとき、勉強法から考え直して、自分で勉強法を開発するということで常に成績を伸ばしてきました。
私からすれば、世にいう勉強法がほぼ間違っていると断言できます。
成績が上がらないのは、勉強についての捉え方がまず間違えています。
勉強は、知識を蓄えるため…ではなく、むしろ整理するためにするものです。
知識の体系図を頭に作り、その実証作業を繰り返すことです。
先に全体像を分からなくてもいいので一気に叩き込む。
そして、それが本当にそうなのかをデータから学習することです。
知識が必要なのは当たり前ですが、知識が先ではなく、知識の全体像が先です。
もちろん、最初にその全体像も疑う必要もあります。
究極を言えばどういう全体なのか。
その際に必要な知識があれば、その都度調べていくのです。
たとえば、教書を先にとりあえず読む、というのはとりあえず合っていますが、もっと言えば、その教科書が全学年全域におけるどの位置づけの内容かまで調べます。
レベル、範囲、対象、効果…を隅々まで把握するのです。
私はそこまで調べます。
教書の著述内容やその意図、真偽もすべてチェックします。
そうやって、教書全体を外から捉えるような作業がないと迷子になってしまうので伸びないのです。
私の勉強は外からすると、「なぜそんな非効率なことをやっているのか」というように見えるみたいです。
しかし、年次が立つにつれて圧倒的なまでの差が出てきます。
差が出た後には、もう遅いです。
私の提唱した絵のAB理論は、巷の知識理論を更に純化させた理論です。
知識そのものを分類して、整理する力が必要なのです。