忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

理系や科学者にバカが多い理由(なぜ左翼思想が彼らに多いのか)。

理系や科学者には、共産主義者と非常に似た思想を抱えている人が少なからずいます。

彼らは、左翼思想を信じているという自覚がないゆえ、非常に厄介な存在です。

なぜ、そうなってしまうのか説明します。

 

合理的理性とは客体化=「自己を世界からキャンセルすること」で生まれるから

科学的思考とは非常に特殊なものの捉え方で、自分を世界から一度切り離して、世界を観察する主体になります

この訓練ができないと、当然ながら理科系で優秀な人にはなりません。

なので、これ自体は悪いことではないのですが、普段からこのクセが自覚できなくなり、「自分は特権階級である」という前提を無意識に信じ込むクセまで出来てしまいます

無自覚にそう誤認してしまいやすいのです。

なので、自覚なくそういう感覚を一度身につけ、そこに酔ってしまうと、「自分だけが得をして他は死んでも別に構わないや」みたいな極端な思想や考えに傾倒しがちになります。

 

理科系自体が閉鎖的で特殊な空間だから

理科系は、実態としても世間から切り離された空間で研究するわけです。

研究室がなくとも、思考空間自体が閉鎖空間なのが当たり前です。

世間や文科一般の話を鼻で笑い、小馬鹿にしながら、悠々自適と悦に浸る自分に快楽すら覚えます

また、大して賢くないくせに、世間にものごとの結論をデタラメにでも付けられる自分を、たいそう賢いと思いこんでしまいます

こういう特殊な感覚を無意識に身に着けてしまうと、人を無意識に差別するのが当たり前な思考に陥ります。

しかし、当然ですが、どんなに地位や名誉があろうが、あなたもまた同じ世間の一人の人間にすぎません

 

一般的には科学者は政治家には向かない

①②の特徴から科学者や科学的思考が得意な人が勘違いして、「いまの政治なんかより私の考えの方が優れている」とか「私に任せれば世の中が良くなる」と確信してしまうおバカがよく湧いてきます

たとえば、マルコフの連鎖の論文を上梓して、理系研究者としては優秀な人がこの国の総理大臣をやったことがありました。

しかし、結局はルーピー(※)というあだ名が付けられ、世間から大量のバッシングを受けました。

本人は実績も根拠もなくとも、国民を導けるなどと思い上がってしまったのかも知れません。

しかし、理系の思考は特殊というだけであり、優れているということではありません

「特殊」を「優秀」と誤解する人が、残念ながら理系に非常に多いのです。

特殊な思考は当然ながら、世間一般的思考とはかけ離れています。

たとえば、理系思考の人は「政治にはベストの政策がある」みたいな、思い込みをしがちです。

実際には、「政策を打つと誰かは必ず損をしてしまうため、ベストの政策なんて存在しない」ということが理解できていないわけです。

安倍政権時の政策よりよい政策があるなどと思い上がっている人も少なからずいますが、「最大多数の最大幸福」としての経済政策で、あれ以上のものは残念ながら、まずありません

このような考えを理解していない人が多いためか、政治は上手くいかない人が多いというわけです。

左翼や共産系に上位大学理系学部出身の人たちが多いのは、もしかすると実際にはその勘違いが原因かも知れませんね。

 

以上3点は、世間の人はよく理解しておいたほうが良いかなと思いました。

 

という記事が事実として残っています。