国語が弱い人は「人生コマンド」を間違える。
0、100思考
国語が弱い人に多いのですが、相反する概念ではないものを対立構造にしている人がいます。
この0、100思考は理系の人に多いのですが、やたらに敵を作りがちなタイプだったりします。
まあ、自分と異なる考えの人がいたときに、対立していると捉えがちなタイプですね。
周りが敵だらけになったり、頑固中年・老人になって周囲から孤立しがちです。
国語の授業
例えば、「世間体を気にしない」ことと「世間の基準を理解すること」は両立します。
また、「自分の価値基準を中心に生きる」ことと「他人の価値基準を受け入れること」も両立します。
両立するかどうかというのは考えれば分かると思いますが、これを「両立し得ない!!」とする人は、両立している人と対決することになります。
こうなると、いくら考えが立派だったとしても、当然否定されてしまう運命にあるわけです。
もしくは、本気でそう思い込んでいるなら、認知の歪みの典型的「症状」です。
認知の歪みは短期間では治らないので、長期的に治療していく必要があります。
「人生コマンド」を間違える
「世間体を気にしない」から、「世間なんて知ったこっちゃないぜ!」とイキがってしまったりします。
若い頃はそれでも通用するでしょうが、流石に一定の年齢を超えると情状酌量をもらえません。
そうすると、白い粉を手に入れてしまって刑務所に行ったり、救急車を蹴飛ばして逮捕されたり、女児に手を出して懲役になったり…という哀しいことになってしまいます。
「人生コマンド」を間違えている典型例です。
「人生コマンド」を選ぶ能力も大事ですが、そもそもその「人生コマンド」の内容は適切なのか、今一度よく考えてみましょう。