忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

良い好かれ方、悪い好かれ方。良い嫌われ方、悪い嫌われ方。

「一番悪いのは無関心で、嫌われているのも良いこと」みたいな意見がネットで流行っています。

しかし、世の中には、良い好かれ方、悪い好かれ方、良い嫌われ方、悪い嫌われ方があります。

人の好悪の感情は、最悪の場合では生命に関わるものでもあります。

整理してみましょう。

 

良い好かれ方→意思や約束事の上で双方同意している状態

悪い好かれ方→一方的な意思や約束事の押し付けの上で成り立つ状態

 

良い好かれ方に関しては、説明は必要ないでしょう。

悪い好かれ方の場合は、たとえばパパ活やストーカーなどがあります。エッチなことをしたから金を渡されるとか、一方的に私生活まで行動を監視される…など。「好き」という感情を、相手から一方的にぶつけられている状態です

 

良い嫌われ方→意思を懸命に伝えたが相手が気にそぐわなかった状態

悪い嫌われ方→意思も充分に伝わらず相手が不満、不愉快になっている状態

 

たとえば良い嫌われ方とは、自分の意思を惜しみなく伝える努力はしたものの、相手はその意思を汲まなかったという状態です。営業での契約不成立など、社会ではこの場面がよくあります。

一方で、悪い嫌われ方とは、自分の意思も碌に伝えず(あるいは伝わってないのに)、一方的な押し付けなどにより、相手もどうして良いか分からず、処理に困る状態です。たとえば、自分だけ海外に逃げたままの状態で、一方的に個人的な情報を暴露しまくる…などです。恨みを買う可能性が高く、場合によっては凶悪犯罪などの端緒になる可能性さえもあります

 

ということで、「好かれている」「嫌われている」についても、良し悪しがあります

単純に、「悪名は無名にまさる」みたいな標語を真に受けるのではなく、ものごとはきちんとわけて考える必要があります