忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

ゲームが悪いのではなく、悪いゲームのやり方が良くないという話。

面倒くさいので、手短に書きますが、ゲームが悪いみたいな思考停止のような話が宗教のように流布し続けています。

この手の話は、オタクは良くないみたいな話と本質的には同じです。

 

ゲームの話題には、必ずゲームから何かを得た人と、ゲームが何もならなかったと嘆く人の2種類がいます

ゲームで得をしている人がいる以上、ゲームが悪くないのは明白です。

私の考えでは、おそらくゲーム悪玉論にしたがる多くの人は、共通してゲームのやり方に問題がある人が多い印象です。

 

たとえば、RPGゲームでシステムを理解した上で攻略しようとする人がいます。

その上で、戦略を考えたり、強い敵が出てきた場合には対処法を探したりする。

この手の人は、ゲームを通じて仕組みの学習と運用の理解や応用をしているわけです。

 

一方で、「勝てば良いんだから、HPと攻撃力が高ければ良いだろう」みたいにゲームのシステムを理解せず、適当でも良いから終わらせようとしてしまう人がいます。

この手の人は、あまりゲームからは学びを得られません

 

つまり、ゲーム一つをとっても、どのようにプレイするかで得られる経験や能力は大きく変わります

RPGゲームが上手い人は、やはり現実の戦略的ゲーム全般に強くなる傾向にあります

ゲームから何を得られるのかを、大人がちゃんと知っておくのも大事なことです。

 

仕事でも勉強でも趣味でも同じですが、適当に雑にやっていれば、そりゃ何やっててもダメです。

むしろゲームにハマって帰ってこないくらい没頭しているというのは、真剣に取り組んでいるわけですから、評価すべきポイントでしょう。