忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

合法的に喧嘩をする方法。

路上で喧嘩をすれば、当然ですが警察に捕まります。

脅迫、恐喝、暴行、傷害など様々な罪に問われることになります。

しかし、合法的に喧嘩をする方法はあります。

それは格闘技で決着をつけるという方法です。

 

以下、法的説明です。

格闘技は合意の上でお互いに攻撃しあうという点で決闘罪の構成要件を満たしていますが、スポーツまたは興行として反復・継続して行われるものであり、刑法35条の「正当業務行為」として違法性が否定されます。

そのため、社会一般に是認される範囲のものであれば、格闘技が決闘罪になることはありません。プロボクシングやK1等のようなプロ格闘技だけではなく、アマチュア格闘技でも決闘罪にはなりません。

プロレス等で反則行為が行われたとしても、格闘すること自体に合意がある以上、決闘罪は成立しませんが、相手が全く予測していない反則行為によりケガをさせた場合は、傷害罪が成立する余地があります。

 

ということで、ルールを守ってやる範囲においては合法ということになります。

当然ですが、試合中にルール違反をした場合は、その場で暴行、傷害などの罪に問われることは確定していますから、その時点で「反則負け」ということになります。

「路上ではなく、リングでの格闘技で決着をつける」というのが、もっとも分かりやすく男らしい方法と言えるかも知れません。

ネットでネチネチ嫌味合戦するのはみっともないですし、「文句あるならやる?」と問いかけることで相手の度胸も試せるので、非常に分かりやすいというわけですね。

素人格闘技については賛否ありますが、少なくとも「ブレイキングダウン」などが流行っているのは、そのような背景があるからでしょう。

 

※私は口喧嘩でもどっちでも構わないのですが、こういう手段もあるよねという話です。