忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

世の中は暴力で決まっている。

世の中のインテリたちは、暴力を嫌う。

それは、文字の虫であった自分自身を自己否定することに耐えられないからかもしれないが、残念ながら世の中は暴力だけで決まっていると言って過言ではない。

まず、警察など国内における暴力は司法が独占している。

市民が暴力を行使すれば、簡単に捕まって勾留されるだろう。

また、些細な暴力沙汰を多額の示談金で揉み消している金持ちも、少なからず存在する。

これも、暴力がいかに価値が高いかを証明している。

さらに、世界は核兵器で脅しをかけて長期戦に持ち込む国もある。

一方で、衛星から精密機械兵器まで、とにかく暴力に世界中の人は異常なまでの金と労力を注ぎ込んでいる。

FRBなどの金融機構でさえ、防衛のための暴力組織と一体なのである。

要するに、世の中は金だのメディアだのというチャチなおもちゃ…ではなく、どこまでも暴力だけで決まっているのである。

暴力が減っているのではなく、我々の市民生活の範囲から見えなくなっているだけなのを忘れているのは、頭が悪いと言わざるをえない。