忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

時代や地域が違えば何もかも違う。

時代や地域が違えば、何もかも違うということが分からない人が多いです。

学生運動やバブル、暴走族など、時代が人をそうさせたということが分からない人がいます。

たとえば、戦争が起きているときに徴兵されれば、否が応でも人を殺さざるをえない、人を殺すことが正しいという世間に風変わりします。

ロシアでは、徴兵されないために、自分の腕を折ることが流行っているそうです。

社会が教育費を注がないと、路上の伝説が増えることが分からない人がいます。

養育費を親に渡せば、ギャンブルや自分の娘を売る親が出てくるという発想が出てこない。

地域によりますが、そういうのが当たり前な場所も割とあります。

学生運動も暴走族も不快だからやめろと公然と言い放ってしまう人。

たしかにそのとおりですが、あなたが不愉快というのなら、なぜその場で言い返さなかったのでしょうか?

彼らは、育ちだけがやたらに良くプライドが高いだけのおぼっちゃんのようです。

世の中には色んな人がいて、様々なレベルで生活しています。

窃盗犯は許せないでしょうが、貧困で窃盗をしないと明日食えない地域なら、「窃盗犯は許せない」は拷問の言葉に変わります。

もちろん、犯罪行為は法により決まった罪で裁くべきですが、それと倫理道徳は当然だけどぜんぜん違う話になります。

このようなことが理解できないまま歳を取ってしまった大人が非常に情けない限りです。

ぜひ、若い人たちには、このようには人にはならないでほしい限りです。