忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

「見栄え良く描きたい」なら感情を大事にするより、アプローチを考えよ。

絵が描けるようになりたいという人は、世の中に多数存在します。

しかし、間違った指導の典型として、「気持ちの重要性」を説く人がいます。

残念ながら、「気持ち」なんてものはほとんど意味がありません。

「気持ち」で絵が描けるなら、かめはめ波が存在するからです。

そうではなく、アプローチ=「どのように実現させるか」を考える必要があります。

実現させたいイメージがあった場合、どのように考えれば良いのか、どうすればもっとよく表現できるようになるのかというのは、理論と経験=トレーニングに基づくものだからです。

ということで、絵が上手くなるきっかけとして気持ちは大事なのですが、実際に上手くなる過程でいつまでも気持を大事にしている人は絵があまり上手くならないのです。

「段階ごとに割り切って考えていく必要がある」という話でした。