忍びの日記

絵の思考法から世事評論まで、忍者が斬る!

絵はメンタルだと思う人は、絵が上手くならない。

絵は心で描くからメンタルが大事だとか、メンタルスポーツだなどと、科学的な根拠もなく、訳のわからない屁理屈を大声で強要してくる頭の悪い人が世の中にたまにいます

絵の練習は筋トレみたいな話も同様なのですが、(ダルビッシュ理論は応用可能と話しましたが、私は絵を筋トレとは一言も言ってないです。)たとえ熱心であっても、こういう人の言うことは残念ながら、基本的には聞かない方がいいです。

※私は悪意で言ってるのではなく、単に言っている本人が、そもそも使っている日本語の意味をあまり分かっていない場合がほとんどだからです。

というのも、絵を描くときにメンタルはまったく大事ではないです。

もちろん、集中することは大切ですが、メンタルではなく、むしろ分析や経験、記憶を使うだけです

つまり、勉強するときなどと特に変わらない、ごくごく日常に溢れた平凡な行為にすぎないのです。

ということで、絵を描くことは特別なことだと思い込んでる人ほど下手な人が多いので注意してください。

上手い人ほど、絵を意外なまでにあっさり描いて終わらせます

彼らはメンタルなんて微塵も考えてないのです。

絵をあっさり描くことが必ずしも正しい訳ではないのですが、本気で描こうみたいな謳い文句をあまり真に受けない方が成長します

絵でクリアすべきことは、古今東西だいたい決まっているからです。

少なくとも、こういった安易なキャッチコピーに踊らされて、間違った思い込みを作らないように注意しましょう。

もちろん、一枚一枚真剣勝負ですが、それは当たり前の話であり、メンタルというより、それは「いただきます」を言う程度の生活態度みたいな話です。